2学期中間テストを振り返って【中1・2】

2021年10月15日(金)

今週(15日)は文化祭。「やっと…」中1・2生の平均点が出揃ったので中1・2生について書こうと思う。

はじめに…

二宮中学1・2年/二宮西中学1・2年の主要5教科の合計平均点は1学期期末テストと比べて2学期中間テスト全て下がった。
二宮中1:287⇒272(15点ダウン)/二宮中2:310⇒286(24点ダウン)/二宮西中1:302⇒283(19点ダウン)/二宮西中2:302⇒283(19点ダウン)。
こうみると5教科平均が約280点付近で1教科平均56点でどちらの中学も、どの学年も落ち着いているような気がする。
平均が下がった背景には…理系の問題を見ると難しいわけではないけど、単純に解答がでない問題(計算した結果を使って解く問題)がどちらの中学にも、どの学年にも出題された結果の点数ダウンのように感じる。問題の本質が分かっていないと解けない(※変化の割合が何なのか分かっていないと解けない問題)。その結果、上のクラスはハイスコアでの勝負になったが、下のクラスで点数が伸び悩む傾向に。二宮中学では、度数分布表を出してくれているのでその傾向が露骨に出た。

2学期始業式から中間テストまで午後の授業がなかった(コロナ対策)影響で、範囲が非常に狭い教科が多かった。そのことも、発展問題が多く出題された要因の1つかもしれない。

夏期講習から入塾

例年と比べ夏期講習から入塾したペンゼミ生が多かった2021年度。各中学・学年共に平均点が下がる中、夏期講習から入塾したペンゼミ生だけで集計すると、平均18点アップという結果になった。「初めて学習塾に通い出した子の点数は伸びる」というデータも多いが、転塾してきた生徒も大きく点数が伸びた。「やることを間違えず、しっかり頑張れば伸びる」。自信につながってくれれば嬉しい。

中1生

二宮中

50点満点となった二宮中学。英数の学校平均が6割程だった1学期期末。2学期中間では英数共に学校平均が5割程。問題を見ても、難化しているのが分かる。数学では、「2章文字式まで」と例年と比べてもかなり範囲が少なかった。今回、数学でペンゼミ生満点が出た。Aクラスでは学校平均を大幅に超える結果となったが、Pクラスをもっと伸ばしていかなくてはいけない。

二宮西中

数学では学校平均が8.5点ダウン。問題を見ても難易度は非常に高くなっていた。更に、問題数が多いので演習スピードも気を付けていかないと高得点にはならない。英語は学校平均も7点アップ。5割(53.4)と最初のテストにしては難しかった英語から6割(60.4)となった。学習した分、しっかり点数につながるテストになったような気がする。

二宮中学英語数学
平均点25.425.9
ペンゼミA3841.8

二宮西中学英語数学
平均点60.454.1
ペンゼミA77.369.0

中2生

二宮中

50点満点となった二宮中学。平均点が大幅に変わった教科が「社会」。学校平均64.9点だった1学期期末が、2学期中間では48.4点(24.2/50)。知識だけの単純問題から、知識を活用した発展問題へ変わった印象が多く見られた。「はじめに…」でも書いたが、上位者は変わらず点数が取れ、下のクラスで伸び悩むテスト。理科の平均は高いが、下のクラスでも学校平均を大きく超えてきたことは褒めたい。

二宮西中

生物・地学単元が範囲となった理科。飽和水蒸気量の計算は確かに点数を下げる要因にはなるが、それでも生物単元があるので学校平均は上がる(もしくは高いまま)になるだろうと予想していたが大きく裏切られた。13.5点ダウンの47.9点(学校平均)。ペンゼミ平均では6割を超えているが、思っていたよりも取れていない子も出てしまった。知識の定着をさせるためにもう一段階インパクトを与えたい。

二宮中学英語数学国語理科社会
平均点26.928.132.931.124.2
ペンゼミ32.933.534.037.628.8
ペンゼミA42.542.540.744.238.4

二宮西中学英語数学国語理科社会
平均点60.454.159.147.961.4
ペンゼミ75.066.870.761.374.8
ペンゼミA91.083.784.775.383.7

最後に

(中1生は未だ理科・社会の授業をしていないので)中2・3生の5教科を集計し、8割(400点)以上の生徒が約4割となった。9割(450点)以上の生徒も複数出て、掲示されるTOP3はかなりハイレベルになった。

点数アップ者を見ても「なぜ点数が上がったのか」と要因がしっかり掴める子が多い。逆もそうである。「なぜ点数が下がったのか」にも必ず要因がある。

だから、その要因をしっかり生徒たちに伝え、次につなげてもらわなくてはいけない。

今回で言えば、テスト前にシルバーウィークがあり、そこでどれだけ意識高く学習出来ていたかどうかは大きかったように思う。更に、授業が20:50に終了し、22時まで自習していた子や、テスト3週間前に帰宅後すぐに自習しに来た子。しっかり行動した子が点数をとっている。

言い方は変だが、「点数が上がっている子のサンプル」が周りにいる。まずは、それを真似することでも良いと思う。参考にしてもらいたい。

ペンゼミ日記

2学期中間テストを振り返って【中3】

2021年10月09日(土)

二宮中学・二宮西中学の2学期中間テストが9月29日-10月1日にあった。中間テストが終わったと思ったら、期末テスト4週間前となる中3生。来週には、文化祭もありハードスケジュール。今回は平均点もでた中3生について書こうと思う。

2学期中間テスト

コロナ感染拡大の影響を受け、二宮中学では50点満点となった。「普通に2倍すれば良いのでは?」と感じてしまうが…。テストが行われる前週に敬老の日・秋分の日と祭日があり、ここでどれだけ学習時間が確保できるかどうかがポイントとなった。平均点では、二宮中学2点ダウン・二宮西中学4点アップとなった。

中3生

二宮中

理科が非常に易化。単元は物理単元の仕事から生物単元の遺伝の前までと平均が低くなってもおかしくない単元。生徒たちには、「平均の低い単元だから…」などと厳しく指導したのにも関わらず、正直拍子抜け。Pクラス平均8割以上。Aクラス平均9割以上となった。逆に難化した科目は社会。1学期期末テストでは歴史単元で範囲は広いものの簡単な知識で解ける問題が多かった。2学期中間テストでは、1学期期末テストの広い歴史単元に加え、公民単元。1学期と比べて、歴史単元(2割出題)の難易度も高く、記述や考えさせるも多く出題されたことで平均は下がった。数学は2次方程式の応用前までとかなり範囲は狭かったが、新教科書で載っていた正方形の面積問題や発展問題も多く、平均点は一番低いテストとなった。

二宮西中

1学期同様、英語が非常に難しい。教科書範囲からは文法が1つのみ。中長文が4つ、英作が1つと難易度も高く、時間も足りない…。入試でも同様の結果になるが、Aクラスでは8割以上の平均点となるが、Pクラスでは4割程の平均点となった。数学も平均点が10点ほど下がったが、1学期が高すぎたけ。学年トップ点数はペンゼミ生。難易度が上がってもAクラスの平均は約9割となった。理科は生徒情報だが9割以上の生徒が画工にいないとのことだった(発展問題がかなりの難易度)。だが、9割以上の生徒が平均点をこえ、Aクラスは8割以上の平均点となった。国語・社会は大幅に易化。

二宮中学英語数学国語理科社会
平均点29.127.835.237.731.5
ペンゼミ3630.93842.637.1
ペンゼミA39.634.240.945.241.2

二宮西中学英語数学国語理科社会
平均点50.455.566.652.268.6
ペンゼミ66.176.377.170.678.5
ペンゼミA81.089.687.481.488.3

最後に

1学期期末テストで非常に点数が上がった19期生(中3生)。今回の2学期中間テストでも点数をアップした生徒は55%以上。

夏休み期間中に9割以上の生徒が行った「合格手帖」。9月も希望制として実施した。希望者は全体の7割。この学年らしいなぁ…とも思っていたが、ここで衝撃的な結果が出た。9月も合格手帖を継続した生徒のみで考えると、76%の生徒が点数アップしている。平均すると12.8点アップ。

ペンゼミの合格手帖は、先週分を毎回、月曜日に提出(切り離しができるようになっている)する。配布時に、「遅くとも水曜までには出すこと」と話をしていたが、しっかり期限内に提出した生徒で考えれば約85%の生徒が点数アップした結果となった。

9月以降の学習手帖を行うにあたり「平日3時間以上・休日5時間以上」の学習時間を目安とした。更に「この週でやらなくてはいけない学習内容」なども先生のコメントで個々に記入することで学習の進行状況も把握できた。

簡単にいれば、学習時間とやる内容をアドバイスし計画的にテスト対策を行った。それだけだ。生徒たちにはこの結果も伝えた。すでに次の期末テストに向けての準備がはじまっている。

ペンゼミ日記

全県模試で理科偏差値3UP達成!!

2021年09月09日(木)

8月22日実施の全県模試〔合格判定表〕が届きました!!
自己採点(個々で生徒もしますが、我々も試験後すぐに行います)した結果と見比べましたが…

 

ん!?理科の点数が違い過ぎる…。結果以外に用紙が1枚「加点のお知らせとお詫び」。
こういうのは本当に困るよな…。理科に加点があって素直に喜びにくいけど…。

 

ペンシルゼミナール二宮校19期生(中3生)の理科偏差値が3UPしました!!

 

最初に…

ペンシルゼミナール二宮校はトップ公立高校進学専門塾ではありません。入塾テストもありません。
人数制限は、しっかり一人一人を見るために設けてありますが先着順です。だから学年のレベル差や個々のレベル差も非常に大きい。

 

ペンゼミの受験生は、全県模試を5回受験します。

 

今回は理科について

第1回は5月末。団体偏差値は平均点を多少超える程度の偏差値51
でも、(理科)成績平均は、4.17と今までと比べても少し高めな学年。なのに、全県模試の理科偏差値は51なんですよ…。(生徒たちにも伝えていますが…)確かにそこまで理科が「できる」って感じる学年ではない。

 

でも、それが当たり前なんですよね。
模擬試験(全県模試)って、前学年(中1・2)の広い内容から出題される。特に中1時には理科の(ペンゼミの)授業も無いので定着していない。

 

だから夏から中1理科総復習

次の全県模試〔8月22日実施〕でその偏差値をUPする!」ために、夏期講習中に通常授業以外に「入試対策講座理科・社会」の講座を開講。中1理科・地理単元を効率よく復習する。

 

使用しているテキスト

そこで使用している演習テキスト

〔EXCEEDZ〕です。もちろん導入用テキストもありますが笑
※我々ペンシルゼミナール二宮校は教材会社ではございません

このテキストの良さは問題数が少なくさほど難しくない・簡単すぎない
ということ。

 

に入試対策として授業するにはピッタリな演習テキスト
逆に言うと、12月からは簡単すぎて…問題数が少なすぎて… 使えない…。

 

入試対策の結果

冒頭でも書きましたが、偏差値3UP達成!偏差値54まできました!
Aクラスは理科偏差値57まできました!まだまだですが、しっかり計画を立てて偏差値を上げていく。
次の目標は、10月末の全県模試です。19期生理科偏差値55。Aクラス偏差値60を目指します。

秋の対策

9月からは中2単元の理科を再導入・演習していきます。同時進行で2学期の内容も学習しなくてはいけない。
かなりハードな2学期ですが、彼らなら頑張ってくれるでしょう!10月までは比較的、偏差値も伸びやすいんだけど…12月に入ると偏差値って1UPするのも本当に大変なんですよ…。

 

そりゃそうですよね。まだ本腰入れて入試対策している受験生がどれぐらいいるんだろう!?

理科はね…

理科は、最後の最後まで伸びる科目っていわれています。長年指導していると「確かに…」と思うところと、「そうかな!?」って思うところがありますね。

 

やればやるだけ伸びる科目ではあると思う。特に中学理科ってやった分がそのまま知識になるから。

 

知識がまだ足りていない場合は、どんどん伸びる!
そして、あるところで止まる科目だとも思う。

 

最終的に必要なのは「自信」が付くまでやれるかが勝負なのかなー…。
「自信」が付いてしまえば、あとは読み違いなどのミスをどれだけしないで読解できるかどうか。

 

だから、今は「自信」が付くように全県模試で結果を残すってことが大事だなーって思うわけです笑

ペンゼミ日記

2021学習レポート-中学生の一番勉強した夏-

2021年09月06日(月)

かなり肌寒くなってきましたね。もう秋だなー。
二宮町も夏休みが2日に伸びて9月1日から始業式。夏休みもあっという間でしたね笑

いろいろありすぎて8月4日の続きを1カ月を過ぎた今、書くことになってしまいました。
—-↓以前の書き込み↓—-
夏休みに入った日にブログを書きましたが、2021年度は希望者に〔合格手帖(中3生)・学習手帖(中1・2生)〕を配布し、充実した40日間を過ごすために学習記録を付けています。受験生にとっては「今までで一番勉強した夏」になってくれていることでしょう。
合格手帖・学習手帖開始!
———-

8月23-29日の週

中3生平均37時間45分

TOP3
1位:54時間20分(H)/2位:52時間10分(A)/3位:47時間(M)

中2生平均24時間34分

中1生平均23時間09分

TOP 31時間30分(R)

8月16日-22日の週

中3生平均41時間23分

TOP3
1位:52時間45分(Y)/2位:51時間40分(A)/3位:50時間(N)

中2生平均29時間01分

中1生平均24時間51分

TOP 39時間(Y)

8月9日-15日の週

中3生平均33時間16分

TOP3
1位:47時間20分(M)/2位:45時間30分(Y)/3位:45時間15分(N)

中2生平均18時間21分

中1生平均17時間43分

TOP 30時間40分(T)

8月2日-8日の週

中3生平均39時間47分

TOP3
1位:51時間(A)/2位タイ:50時間(H・Y)

中2生平均22時間21分

中1生平均20時間21分

TOP 32時間05分(Y)

7月26日-8月1日の週

中3生平均37時間26分

TOP3
1位:55時間33分(H)/2位:48時間55分(R)/3位:47時間40分(A)

中2生平均21時間22分

中1生平均17時間35分

TOP 30時間30分(A)

最後に…

「勉強は時間ではなく質」という人もいる。しかし、時間をかけなければ質も上がってこない!夏休みに入る前のガイダンスで「中3生は1日5時間以上。中1・2生は1日3時間以上」を目標に記録を付け始めました。ペンゼミ生は本当に頑張り屋が多い。みんな良く頑張ったね!!

中3生の学習時間MAXは35日間の記録で242時間40分。1週間平均48時間32分。1日平均約7時間。中3生の夏は学習する内容が非常に多い。1学期の復習・2学期の予習だけでなく、入試に向けた前学年の復習をやっておかないといけない。だから学習時間は自ずと増えてくる。すぐに結果として現れる定期テストと違い、模擬試験などは日々の積み重ねから少しずつ伸びていくものです。頑張っていきましょう!!

ペンゼミ日記

カテゴリー

講師のご紹介

  • 教室長 有馬 雅彦

    教室長 有馬 雅彦

    私自身も、このペンシルゼミナール(工藤学園)の卒業生です。
    ペンゼミは、「生徒をやる気にさせる学習塾」、そして「生徒のやる気に応える学習塾」であり続けたいと思っています。
    ペンシルゼミナール二宮校で、一緒に頑張りませんか!?

  • 橋爪(文系科目担当)

    橋爪(文系科目担当)

    橋爪先生は私(有馬)の教え子でもあります。いつも生徒のことを考え一人一人丁寧な指導をするのが特徴です。
    分からなかった根本まで見つけて、教えてくれるのも橋爪先生の人気の秘密です!

ページ上へ