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小・中学生におすすめの本!【第15回】

2021年05月13日(木)

こんにちは。文系担当の橋爪です。

今回は東野圭吾さんの「カッコウの卵は誰のもの」を紹介します。

下の紹介文にも書きましたが、カッコウには「托卵」という習性があります。この本もその習性を知っている人はタイトルを見ただけでなんとなく話のあらすじが見えてくると思います。いろいろな知識を持っていると、初めて読む文章でも、ある程度先を予想しながら読むことができるようになります。

読書をしたり、新聞を読んだりしながら気になったことをどんどん調べて知識を蓄えていきましょう!!

 

「カッコウの卵は誰のもの」  著:東野圭吾

父と娘、親子二代続けてのトップスキーヤー。娘の所属チームの研究者は、二人の遺伝子パターンを調べさせてほしいと考えた。しかし、了承するわけにはいかない。父には、どうしても知られたくない秘密があった。娘が生まれた十九年前に始まった、忌まわしい秘密が。

カッコウはモズなど他の種類の巣に自分の卵を産み、子育てをさせる托卵(たくらん)という習性があります。一見すると、カッコウはずるがしこくて嫌な鳥に思えますがカッコウには托卵をする理由があるのです(諸説あり正確にはまだ分かってはいませんが…)。その理由も知ったうえで読むと、このタイトルが持つ意味をよく理解できるでしょう。読みたい人は声をかけてください!

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