HOME > お知らせ一覧 > 講師の日記 「小・中学生におすすめの本!【第3回】」

小・中学生におすすめの本!【第3回】

2020年02月04日(火)

こんにちは。文系担当の橋爪です。

年が明けてからもう1か月が経ちましたね。気づけば入試まであと10日です。

中学3年生は本当によく頑張っています。あと少し、一緒に頑張っていこう!

そして入試が終わったら、高校入学前の3月は空いた時間が多くできると思います。

そんな時こそ読書をしてほしい!本を通して色々なことを経験して学んでほしいと思います。

 

さて今日紹介する本は、合唱曲として有名なアンジェラ・アキさんの「手紙 ~拝啓十五の君へ~」をもとに作られた小説です。

 

「くちびるに歌を」 作:中田永一

長崎県五島列島のある中学の合唱部に、産休に入る音楽教師の代理で美人ピアニストの柏木先生がやってきた。先生はNコンの課題曲「手紙~拝啓十五の君へ~」にちなみ、十五年後の自分に向けて手紙を書くよう、部員たちに宿題を課した。そこには、誰にも言えない、中学生たちの秘密がつづられていた

この物語は長崎県の五島列島が舞台の小説ですが、本を読んでいるだけで、この島の自然の様子がとても頭に浮かんできて、想像力がかき立てられます。

また、この「手紙」という曲は、私がちょうど15歳だった時に作られた曲で、私も中学校の授業で20歳と30歳の自分へ手紙を書いたことを思い出しました。今では、その手紙にどんなことを書いたのか全く覚えていませんが、仲の良かった友達と大人になった自分や友達を想像しながら、楽しく手紙を書いたことを覚えています。皆さんも未来の自分に悩みを打ち明けてみてはいかがでしょうか。きっと大人になった時にはいい思い出になっているはずです。本棚にあるので、気になる人は声をかけてください。

 

講師の日記

ページ上へ