小・中学生におすすめの本!【第21回】

2022年03月18日(金)

こんにちは。文系担当の橋爪です。

受験や学年末テストも終わり、少し余裕のある3月。みんなはどう過ごしているだろうか。

目先の目標(定期テスト)がない分、どうしても勉強の手を緩めてしまう子も多いだろう。しかし、今手を抜いた分は、少し未来の自分に押し付けているだけで、結局は自分自身を苦しめることになる。

 

英語の授業では、3月中に前学年の単語を総復習するように話をし、各自で目標を立てた。目標達成に向けてこの時期でもすごいペースで単語テストを受けてくれている子もいる。特に新中3生は、授業がない日も自習に来て単語の復習を積極的に行っている。とても頼もしく思う。

 

では、国語はこの時期に何をしようか。漢字の復習もかねて漢検の勉強をしてもいい。eトレで古文の演習をするのもありだろう。

だがやはり、先生は読書をしてほしい。普段本を読まないという生徒は、この時期に1冊でも読んで欲しい。読書が習慣づいている生徒は、読むスピードも読解力も自然と身に付く。そして、国語が苦手という生徒を見たことがない。

今年の新中3生は英語が出来るが、国語が苦手という生徒が多くいる。彼らが自ら本を取り、本の面白さに気づいてくれることを願う。

 

前置きが長くなりましたが、今回は久しぶりに生徒が紹介してくれた本を読みました。

生徒が紹介してくれる本は、普段自分が読まないジャンルが多いので、いつも新鮮な気持ちで読めます。みんなからの逆紹介をどんどん待ってます!

 

 

 「三日間の幸福」 著:三秋縋(すがる)

寿命を買い取ってくれる店があるらしい。そんな噂を耳にした俺は店に出向いたが、寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだった。未来を悲観して寿命の大半を売り払った俺は、僅かな余生で幸せを掴もうと躍起になるが…。空回りし続ける俺を醒めた目で見つめる、「監視員」のミヤギ。「自分にとっての幸せ」とは何かに気付く頃には、俺の寿命は二か月を切っていた。

 

中盤まではシリアスな展開も続くが、途中でめげずに最後まで読んで欲しい。読み切ったときに「三日間の幸福」の意味に気づくだろう。

講師の日記

合格祈願 in報徳二宮神社

2022年01月26日(水)


1月26日大安
昨日から始まった出願期間。肌寒いけど透き通った空:晴れ

そんな日に私と橋爪先生・小泉先生は…
二宮報徳神社で合格祈願を行いました。

19期生たちは良く頑張っています!!
祈願中は、全員の生徒名・志望校を頭に浮かべ「神様お願いします!」と心の中で叫びました。きっと神様にも聞こえたと思います。生徒たちには100%の力を発揮してもらいたい。

さぁ残り3週間前となりました。
ラストスパートです。

験を担ぐ男-有馬-


17期生の受験時。当時放送されていた「グランメゾン東京」のキムタクの髪型に憧れパーマをかけた2年前。生徒に笑われ、噂になり保護者の方も見にくる始末。しかし、17期生は全員合格した。昨年は、そのこと(パーマをかけること)も忘れていた。本当に素晴らしい学年(18期生)だったが、全員合格とはいかなかった。2021年度がはじまる時に私は決めていた!年末にパーマをかける!どれだけ笑われようが、全員受かってくれるなら!

冬期講習後期にパーマをかけた姿で生徒に新年の挨拶をしたが、笑う生徒はほんの数名だった。「ん!?笑って良いんだよ!」と生徒に言ったが、生徒たちはコレが験担ぎだということを知っていた。そういえば、授業の冒頭雑談で言ったような気もするが、かなり以前の話。受験生を中1・2生達もしっかり応援してくれている気がした。(もしかして今回は似合ってたのかな!?←明らかな勘違い男)

験を担ぐ男-橋爪-


毎年恒例のおみくじ。去年は有馬【大吉】・橋爪【小吉】・小泉【凶】だった。流石、強運の持ち主 有馬は連続【大吉】。小泉は【小吉】。
橋爪は??
「僕は初詣で大吉だったんで、今回ひかないです」

絵馬も書いてみました!


講師の日記

小・中学生におすすめの本!【第20回】

2021年11月12日(金)

こんにちは。文系担当の橋爪です。

今回は初めてノンフィクション本を紹介したいと思います。普段読まないジャンルの本を読むと、今まで触れたことのない知識に触れることが出来るので、違った楽しさがありますね。

例えば、今回紹介する本にはイギリスの中学校の話が出てくるのですが、日本の教育との違いについて考える良い機会になりました。

みんなと同世代の子供が主人公なので、自分たちとの違いについて考えながら読むと面白いかもしれません。

 

 

「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」 著:ブレイディみかこ

人種も貧富の差もごちゃまぜの元底辺中学校に通い始めたぼく。人種差別丸出しの移民の子、アフリカからきたばかりの少女……。まるで世界の縮図のようなこの学校では、いろいろあって当たり前、でも、みんなぼくの大切な友だちなんだ…。

 

東京オリンピックでもよく耳にした「多様性」という言葉。教科書改訂により、公民の教科書にも太字で登場するようなった。しかし、他国の文化に触れることの少ないわれわれ日本人が、この言葉を教科書だけで理解することはなかなか難しい。アイルランド人の父と日本人の母を持つ主人公の体験を通して、みんなにも「多様性」について考えてもらいたい。

講師の日記

小・中学生におすすめの本!【第19回】

2021年10月29日(金)

こんにちは。文系担当の橋爪です。

今回は、またまた東野圭吾作品を紹介します。

「来月こそは新しい作家さんの本を読もう!」と、いつも思うのですが、何を読もうか迷うと手が勝手に東野作品を持っています(笑)

 

私が中学生時代に初めて夢中になって読んだ本が、東野圭吾さんの「時生」(第1回で紹介しました)でした。それまで読書に興味のなかった私ですが、友達からほぼ強制的に「読んでみ」って渡されたこの本をきっかけに、どんどん東野圭吾作品にはまり現在に至ります。あの時、友達が本を貸してくれなかったら、私は読書をしない人間だったかもしれません。

 

現在の中学2年生にも東野圭吾ファンがいて、さっそく「沈黙のパレード」を借りていきました。世代を問わず愛される「東野圭吾」は改めてすごいと感じます。

 

普段、読書をしない人も「面白い!」と思える作家さんに出会えば、本を読むのが止められなくなるはずです。読まず嫌いはせずに、いろんな文章を読んでもらいたいと思います。

 

 

「沈黙のパレード」 著:東野圭吾

静岡のゴミ屋敷の焼け跡から、3年前に東京で失踪した若い女性の遺体が見つかった。逮捕されたのは、23年前の少女殺害事件で草薙が逮捕し、無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。町のパレード当日、その男が殺された。容疑者は女性を愛した普通の人々。

ドラマや映画でもおなじみのガリレオシリーズ第9弾。容疑者1人ひとりの証言から次第に真相が明らかになっていきますが、本当の真実に気付いているのはガリレオ1人だけ。あなたは最後の展開を予想できるだろうか。ぜひ読んでみてください!

講師の日記

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講師のご紹介

  • 教室長 有馬 雅彦

    教室長 有馬 雅彦

    私自身も、このペンシルゼミナール(工藤学園)の卒業生です。
    ペンゼミは、「生徒をやる気にさせる学習塾」、そして「生徒のやる気に応える学習塾」であり続けたいと思っています。
    ペンシルゼミナール二宮校で、一緒に頑張りませんか!?

  • 橋爪(文系科目担当)

    橋爪(文系科目担当)

    橋爪先生は私(有馬)の教え子でもあります。いつも生徒のことを考え一人一人丁寧な指導をするのが特徴です。
    分からなかった根本まで見つけて、教えてくれるのも橋爪先生の人気の秘密です!

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