HOME > お知らせ一覧 > ペンゼミ日記 「20期生進学先/振り返って」

20期生進学先/振り返って

2023年02月28日(火)

20期生進学先

本日は、公立高校合格発表。
公立高校受験組 中3生が報告に来てくれました。

公立高校

小田原高校・・・4名 鎌倉高校・・・2名 平塚江南高校・・・2名 茅ケ崎北稜高校・・・1名 横浜国際高校・・・1名 藤沢西高校・・・1名 西湘高校・・・2名 茅ケ崎高校・・・1名 秦野曽屋高校・・・1名 茅ヶ崎西浜高校・・・1名 二宮高校・・・2名 相模原弥栄(スポーツ)・・・1名

私立高校

推薦・専願組 (あいうえお順)
相洋高校・・・2名 立花学園高校・・・2名 土浦日大高校・・・1名 日大三島高校・・・2名 平塚学園・・・3名
※合格報告に来た生徒のみ
 

20期生

ペンシルゼミナール二宮校の教室長となり10年目。私立高校単願者が多い学年だった。
 
良い意味でも、悪い意味でもセルフィッシュな20期生。それは普段の授業だけでなく、定期テスト・受験期・イベントでも顕著に感じた。悪い意味で使われがちな「セルフィッシュ」という言葉だが、勉強に関してはそれでも良い面が多い。生徒たちにも「自分のことだけを考えて良いのが学生だ」と伝えたことがあり、それを正そうとはしなかった。受験時に「決起集会」で、「チームより個」の学年と伝えたのもそれが理由だ。
 
しかし、自分自身に甘くなってしまう子もいるので、年明けからチーム【VICTORY】を発足した。参加したメンバーは、自分自身でも「自分への甘さ」を気が付いていたんだろうと思う(中にはそうでない子も我々から見てもいたけど)。

TEAM[VICTORY]発足


 

Aクラス歴代トップ成績平均

2022年度から1Fテナントも借りて30人定員とした20期生。もちろんペンシルゼミナール二宮校では、入塾制限をしていない。その中でAクラスの成績平均は非常に高かった。主要5教科はどの科目も中2・3共に平均4.6を超えていて、中3時国語・理科は平均4.85を記録した。定期テストでも100点を取る子も多く、8割以上(400点)が普通で9割以上(450点)を目標としている子がほとんどだった。テスト対策教材を作成しても勝手にどんどん進める子が多いので「宿題」として範囲を指定しなかった。
 

叱ることも多かった20期生

「学習塾に来ても点数・成績が伸びない」あってはならないことだが、実際にある。
途中入塾では、点数と成績が合っていない(点数以上に成績が取れている)という状況で成績アップが難しい場合もあるが、それとは別に学習塾に来ることが目的になり、点数・成績アップを二の次にしてしまうからだ。
中3生で「宿題」をやることが目的で「点数」をアップさせることが二の次になってしまう(中1ならまだしも…)。宿題は、点数アップのための必要最低限の勉強だ。
 
学習塾でありがちな「友達がいるから」という気持ちは、その子も友達にも双方に良い面・悪い面がある。良い面は、お互い競え合えば伸びやすい。休憩に関しても、「まだあの子は頑張っているから」という気持ちで頑張れる。その反面、悪い点は「簡単に仲間の集中力を断つことができる」ということだ。「ねぇねぇこの問題教えて」…解ける子にとっては迷惑極まりない。「消しゴム貸してくれない?」「宿題どこだったっけ?」…自己管理がなっていないせいで集中していた仲間の集中力を断つことができる。それに対する注意は非常に多くした学年だ。
 
更に、ペンゼミでは各教科50分の授業設定なので時間のロスをなくすために「講師が授業に入る前にテキスト・宿題が机の上に用意されている」というルールがある。この面も叱ることが多かった。
 
結果として、転塾から大幅に点数・成績が伸びた生徒も多かった学年。口うるさいことを言い続けることが必要だった学年だったので、歴代の中でも「また言わなきゃ…」などの精神的な疲れがあったのは、20期生ならではだったと思う。
 

根性のある子が多い20期生

今年も行った20期生イベント【江ノ島爆走物語】
セルフィッシュさがここでも感じとることができるシーンが多々あるが、ここでは悪口みたいになってしまうので割愛。詳細は、以前ブログでも書いた。疲労困憊の中「自転車乗って良いよ」と声をかけても「走ります!」って根性を見せる子が多かったのは正直、驚いている。

20期生イベント【江ノ島爆走物語】


 

最後に…

発表後にすぐにブログを書き始めるのだが、身体が動かなかった…。2月1日出願日最終日大安に二宮報徳神社に合格祈願に行った。


その日から今日まで毎日、神棚に手を合わせてきた。


 
長年、学習塾の講師をやっていて反省から学んだことは「受験にミラクルがあってはいけない」ということ。受験前にも生徒たちにも伝えたが「ちゃんと力が発揮できれば合格する」という状況でしか20期生は受験していない。だから、手を合わせながら受験前は「ちゃんと実力が発揮できますように」、受験後は「全員合格しますように」と願った。
 
内申点がかなり足りていない受験も2名いたが、ちゃんと実力を発揮(実力以上のものを発揮してくれた気もするが…)し合格を勝ち取った。しかし、思っているよりも点数が取れなかった生徒もいる。問題を見たときにある程度、「よっし!この子は〇〇点くらい取れるんじゃ!?」などと見込み点を付けるが、それより点が取れなかった生徒もいる。今年の受験でも、公立高校組全員合格は出来なかった。悔しい思いをしたし、させてしまった。「もっと何か…」をしなくてはいけない。内申が多少足りなかろうがしっかり点数を取らせて「行きたい高校に行かせる」。もっとペンゼミは強くならないといけない。

ペンゼミ日記

ページ上へ