小・中学生におすすめの本!【第17回】
2021年07月19日(月)
こんにちは。文系担当の橋爪です。
新型コロナウイスが世界中に流行してから、早くも1年以上が過ぎましたね。
普段の生活も大きく変わり、外出するときは夏でもマスクをすることが当たり前の時代になりました。
また、オリンピックも無観客開催が決まり、スポーツ観戦やイベント等の娯楽も大きく制限されています。
私自身も唯一の趣味と言ってよい野球観戦に全く行けていません!早く球場で応援歌を歌いたい!!
けれども、早く元の生活に戻るためには今は我慢のしどころかなと思います。1人1人がコロナにうつらない、うつさないという気持ちをもって行動することが1番大切です。
ペンゼミの皆で早くイベントができるように、私も今は我慢をして生活していきたいと思います!
現状、日本の世はなかなか厳しい状況ですが、小説の中くらいはスカッとコロナを打ち破って欲しい。そのために蘇った過去の偉人が活躍する小説を紹介します。これはもうタイトルを見た瞬間に「絶対に面白い」と思い、即購入。表紙のインパクトもあり、本棚に置いた次の日にすぐ中3生が借りていきました。
「もしも徳川家康が総理大臣になったら」 著:眞邊明人
2020年、新型コロナの初期対応を誤った日本の首相官邸でクラスター発生。総理大臣がコロナで死亡した。そこで政府は、かねてから画策していたAIで偉人を復活させ最強内閣をつくる計画を実行する。総理大臣:徳川家康、官房長官:坂本龍馬、財務大臣:豊臣秀吉…時代を超えたオールスターで結成された内閣は大胆な政策を実行し、半信半疑だった国民からも絶大な支持を得ていくが…。家康と龍馬が日本の未来のために下した決断とは!?
歴史の授業で一度は習ったことのある人物が勢ぞろい!各人物の紹介もしてくれるので、歴史の勉強にもなりますよ!織田信長や豊臣秀吉が大胆な政策を実行していく展開も面白いですが、徳川家康総理大臣が現代を生きる我々に語りかけるシーンは、ぜひ多くの人に読んでもらいたい。読みたい人は声をかけてください!
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