小・中学生におすすめの本!【第1回】
2019年12月04日(水)
こんにちは。文系科目を担当している橋爪です。
実は今年の夏期講習前のガイダンスの時間に、「みんな読書しよう!」っていう話を中学生にしました。その中でも、今年の中学1年生は読書家が多くて、ガイダンス中に話が盛り上がり、「そしたら先生が必ず毎週1冊読んで、授業の最初に『橋爪おすすめの本』を紹介をしてやる!」って話になったのです。
それから3か月ほどこの時間を使って本紹介をしていますが、前から読書をしていた子はより本に興味を持って、橋爪がおすすめした本を片っ端から読む子が現れました!
あまり読書をしてこなかった子も「この本面白そう」と言って本に手が伸びるようになってきました。
そこで、もっと多くの塾生に読書してほしいと思い、ブログで本の紹介をしていくことにしました!記念すべき【第1回】は最近私が一番はまっている作家の一冊です。
「卵の緒」 著:瀬尾まいこ
『主人公の育夫は小学三年生。母親と二人で暮らしていますが、一つだけ母に疑いを持ちます。それは、「自分は捨て子なのではないか」ということ。学校の先生から親子の証「へその緒」を教えてもらった育夫は、さっそく母に「へその緒」を見せてくれとせがむが、母が持ち出して来たのは「卵の殻」。母は「育夫は卵で生んだから、これがその証拠よ」と。そんなことを言ってはぐらかすが、いつも前向きで、息子への愛を隠さずストレートに表現する母と育夫の心温まる家族の物語。』
登場人物の家族の絆にとても感動する作品です。また、読み終わった後に、「自分の家族をもっと大事にしよう」と考えさせてくれます。瀬尾まいこさんの作品を読むのが「卵の緒」が初めてだったのですが、この作品を読んで、私は完全に「瀬尾まいこファン」になってしまいました。どの作品を読んでも、読者をほっこりと温かい気持ちにさせてくれます。本棚にあるので、読みたい人は先生に声をかけてください!
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