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小・中学生におすすめの本!【第20回】

2021年11月12日(金)

こんにちは。文系担当の橋爪です。

今回は初めてノンフィクション本を紹介したいと思います。普段読まないジャンルの本を読むと、今まで触れたことのない知識に触れることが出来るので、違った楽しさがありますね。

例えば、今回紹介する本にはイギリスの中学校の話が出てくるのですが、日本の教育との違いについて考える良い機会になりました。

みんなと同世代の子供が主人公なので、自分たちとの違いについて考えながら読むと面白いかもしれません。

 

 

「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」 著:ブレイディみかこ

人種も貧富の差もごちゃまぜの元底辺中学校に通い始めたぼく。人種差別丸出しの移民の子、アフリカからきたばかりの少女……。まるで世界の縮図のようなこの学校では、いろいろあって当たり前、でも、みんなぼくの大切な友だちなんだ…。

 

東京オリンピックでもよく耳にした「多様性」という言葉。教科書改訂により、公民の教科書にも太字で登場するようなった。しかし、他国の文化に触れることの少ないわれわれ日本人が、この言葉を教科書だけで理解することはなかなか難しい。アイルランド人の父と日本人の母を持つ主人公の体験を通して、みんなにも「多様性」について考えてもらいたい。

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