小・中学生におすすめの本!【第25回】
2022年10月10日(月)
こんにちは。文系担当の橋爪です。
今回ご紹介する本は「俺ではない炎上」著:浅倉秋成
ある日突然、SNSで「殺人犯」に仕立て上げられた男。なりすましたヤツは、誰だ!
大手企業の営業部長・山縣奏介は、「女子大学生殺害犯」であるとされ、実名、写真付きでネットに素性が晒(さら)され、大炎上してしまう。Twitterアカウントは実に巧妙で、見れば見るほど奏介のものとしか思えず、誰一人として無実を信じてくれない。会社も、友人も、家族でさえも…ほんの数時間にして日本中の人間が敵になり、奏介は必死の逃亡を続ける。
ー終盤の犯人が分かる瞬間まで、この本全体に隠されたトリックに騙されてしまいました。また、これからSNSに多く触れていくだろう君たちに「教訓」としてぜひ読んでもらいたい。
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