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小・中学生におすすめの本!【第22回】

2022年06月08日(水)

こんにちは。文系担当の橋爪です。

今回は、私が最近はまっている浅倉秋成さんの話題作を紹介します。

この作家さんの特徴は、物語内にちりばめられた「伏線」の多さ。読後には「あそこも伏線だったのか!」と、すぐに読み返したくなります。実際、本棚に置いた直後に借りた中3生も、「読み終わったけど、伏線確認したいのでもう少し借りてもいいですか?」と2周目に入りました。

浅倉さんの他の作品も順次入荷する予定です!

 

 

「6人の嘘つきな大学生」 著:浅倉秋成

 

成長著しいIT企業の最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、議論をするというものだった。全員で内定を得るため、交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達され、仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺しだ」という告発文が入っていた。

 

二転三転する展開も面白いですが、人間だれしも1面だけでは判断できないことに気づかされます。最後までヒリヒリした展開ですが、読後は前向きになれるのでぜひ読んでもらいたい!

 

 

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