ペンゼミ二宮校からのお知らせ一覧
2021年度英語科新たな取り組み
2021年04月26日(月)
こんにちは。文系担当の橋爪です。
新学期が始まり1か月が経ちましたね。もう新しいクラスには慣れたころでしょうか。
春は新しい出会いや新たな挑戦など、始まりの季節ですが、ペンゼミ二宮校英語科でも今年度から新たな取り組みを行っています。
それは、「単語帳を中学生全員に配布する」こと!
昨年度までも、学年ごとに教科書の内容に合わせた単語テキストを配布していましたが、模試や入試を解くための語彙力がなかなか身に付かないなと感じていました。ちょっと空いた時間に単語の確認ができて、中学3年間で習う単語がすべて載っているテキストを配布してあげた方がいいのではないか。そのようなテキストはないだろうかと考えていました。
また、2021年度から中学校の学習指導要領が変わり、中学校で習う英単語数が1200語から1600~1800語と大幅に増加します。また、小学校でも600~700語学習するので、中学校卒業までに2200~2500語を学ぶことになります。2020年度までの学習指導要領と比べると学習する単語数が約2倍となり、今後はこれまで以上に語彙力がポイントになってくると感じています。
そこで、今年度から配布しているテキストがこちら!!
この1冊を完璧にマスターすれば、中学までの単語は問題なし!!
Vocabulary GRIT 2500の使い方(今後の予定も含む)
1.毎日、最低5分以上は読み進めるべし!
〇語彙力を高めるうえで重要なことは継続して行い、習慣化すること。そして、2度3度と繰り返し学習すること。このテキストを使用して、英語学習の習慣を身に付けよう!
〇1日の生活の中にある隙間時間(移動中、トイレ中など)をうまく活用できるようになろう!たまに、「そんなのやる時間ないよ」なんて言う子がいるけど、5分なら必ずつくれる!遠征のバスの中など、うまく時間を活用している子も多くいます!
2.辞書代わりに使うべし!
〇普段の授業や演習で「この単語の意味なんだっけ?」「品詞なんだっけ?」と気になったらVocabulary GRITで単語を調べよう!
3.自主的に単語テストを進めるべし!(GW後から開始予定)
〇15個or30個ごとに単語テストを作成!読み進めたページをしっかり覚えているかをチェックしよう!
〇自主的に進めていこう!(語彙力に不安がある人はこちらから声をかけます!)
〇橋爪デスクの近くに、名簿と進行表を設置!どこまで進んでいるかを確認しながら進めよう!
〇中学3年生は夏期講習から、全員必ずSTAGE4まで進めてもらいます!
今年度はこの単語テキストをフル活用して、生徒の語彙力UP、そして英語の成績Upを目指していきます!みんなも一緒に頑張っていこう!!
講師の日記
19期生受験に向けて始動【希望者面談】
2021年04月19日(月)
ペンシルゼミナール二宮校では、年間4回(4月・6月・10月・12月)に希望者面談期間を設けております。
二者面談(保護者・講師)もしくは三者面談(本人・保護者・講師)で約30分程お話させていただきます。
第1回希望者面談
第1回面談期間は、4月12日から17日に設け、全体では26組(兄弟姉妹も含めると28名)が参加。受験生(中3生)は約6割の方が参加していただきました。
面談の目的
面談=「有馬に叱られる」と思っているペンゼミ生もいるようですが、面談では「叱る」ことが目的ではありません。保護者の方にペンゼミで頑張っていることや成長したことなどをお伝えします。更に、「もっと」できるようにするためには「何」が足りないのか、「何」をしたら良いのかをお話することが面談の目的です。
面談後
分かってはいるんですけどね…。自ら「何を」学習する必要があって、「何を」始めたら良いか。それを自分から探し出せる子は本当に強い。しかし、そのような子は非常に少ない。だから、面談ではその「ヒント」を与えるようにしています。
一人ひとりヒントは違います。「次の全県模試(5月)までに地理をeトレで全て総復習しておこう」「小テストを一発合格するために宿題を2周解こう」「まずは集中力を持続できるために生活リズムの改善をしよう」など…。「やりなさい!!」と言わないのがペンゼミらしいところですが、そうすると彼らは動き始めるんですね。
更に一人が動き始めるとその周りも動き始める。はやり「もっとできるようになりたい」「そのためには何をしたら良いのか!?」を小・中学生は常に求めているような気がします。面談終了後から、自主的に自習にくる子や個別学習システムeトレで復習単元を印刷する姿が見られるようになってきました。更には、昨年のコロナ休校中に行っていた「学習計画カード」を出してほしいという受験生も出てきました。生徒にスイッチが入ったときにできる環境がペンゼミに整っている。それも大事なんだと思います。
最後に
3月中旬から新年度学年の授業を開始しました。新年度・春期講習と多くの方に参加していただき気が付いたことがあります。数学では計算問題からはじまりますが、「計算のスピードと正確性」がペンゼミ生は良く鍛えられているということ。成績では劣る子でも今までやってきた計算力はやった分の成果がしっかり出ていると感じました。2021年度もスピードを意識して問題を解いていこうと思いました笑
ペンゼミ日記
県教委から平均点が発表されましたが…
2021年04月12日(月)
3月30日神奈川県教育委員会から公立高校合格者平均が発表されました。
教科 | 英語 | 数学 | 国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
2021年度 | 54.6 | 58.2 | 65.7 | 50.1 | 72.6 | 301.2 |
2020年度 | 49.4 | 55.7 | 69.1 | 55.9 | 58.2 | 288.3 |
2019年度 | 49.8 | 50.3 | 59.1 | 61.3 | 42.5 | 263.0 |
昨年差 | +5.2 | +2.5 | -3.4 | -5.8 | +14.4 | +12.9 |
社会が取れないと2021年度は厳しかった
一昨年度平均42.5点が2年連続易しくなり、5教科中1番点数が高くなった。点数ボリュームゾーンも91-99点で20.6%。満点も合わせると4人に1人は91点以上。2021年度社会が取れないと差が出てしまう教科となった。
上位校は取れて当然の英語
約20%の合格者が81点以上となる英語。平均点は54.6点だが平均点層が多いわけではなくレベル差が大きい。英作問題の正答率が15%。それ以外は、全て正答率20%以上の問題。
平均から分からない数学
「例年通り」になっているが正答率10%を切る問題が3問出題。91点以上の割合が合格者の2%。基礎問題も多く出題されるため、50点から80点に点数が集中する。どれだけミスをしないで解くかがポイントとなる。ペンゼミも55-85点の範囲内にほとんどの生徒が集まった。
平均の調整が見られる国語
2020年度の平均点が高すぎたので調整したがはやり高めの国語。問題傾向はそこまで大きく変化はない。論述問題でも正答率は20%。一番正答率が低い問題は漢字の読み「惜別(せきべつ)」だった。
読み込まないと解けない理科
コロナ対応で1単元削除となった理科。知識がしっかり定着していなかったり、最後まで読み込まずに答えると間違える問題が複数出題。正答率40%を切る問題が7問。平均点以上に難しく感じるテストとなった。
ペンゼミ生公立組平均点
教科 | 英語 | 数学 | 国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
2021年度 | 54.6 | 58.2 | 65.7 | 50.1 | 72.6 | 301.2 |
ペンゼミ平均 | 58.0 | 61.4 | 67.8 | 52.8 | 76.2 | 316.2 |
差 | 3.4 | 3.2 | 2.1 | 2.7 | 3.6 | 15.0 |
APクラス合計ペンゼミ生の平均点。Pクラスの中には、定員割校もあり模試と比べると最後の追い込みが効いていない生徒もちらほらいた。英語が数名を除くとAクラスでも偏差値が低い学年だったが、年明けからの特訓で大きく向上した。全体では国語・理科の全体平均を今後上げていくために来年度カリキュラム(入試対策)で調整が必要だ。
集団Aクラスの平均点
教科 | 英語 | 数学 | 国語 | 理科 | 社会 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
2021年度 | 54.6 | 58.2 | 65.7 | 50.1 | 72.6 | 301.2 |
Aクラス | 66.0 | 68.1 | 81.0 | 62.0 | 86.3 | 363.4 |
差 | 11.4 | 9.9 | 15.3 | 11.9 | 13.7 | 62.2 |
Aクラスの生徒たちは数学成績平均歴代1位になった学年。しかし数学の最終目標「80点台」。と言っていたが、そこまで届かなかった。70点台が多数を占める。理科はもう少し取れても良い…。スピードの強化から見直しに時間をかけられるように今後指導が必要と感じた。
入試情報