ペンゼミ二宮校からのお知らせ一覧
8月模擬試験を終えて
2020年08月22日(土)
年間8回を予定している受験生の模擬試験。
2020年度はじめての模擬試験が8月に実施。夏期講習の通常授業では、学校の予習単元を進むため模擬試験の対策ができない。
そこで、2020年度は対策教材を配布。中1・2単元の復習は対策教材・個別学習システムeトレを使って行いました。
試験前
18期生には新教育から販売されている「5教科のポイント(冊子)」を購入してもらいました。希望制でしたが、全員が購入。問題が配られるまで「1点でも多く」取れるように、ギリギリまで冊子に夢中になる18期生。5教科が終わるころにはヘトヘトになっていましたが、それだけ集中して5コマ試験を受けることができたということ…
「鉄は熱いうちに打て」
自塾開催で行われた模擬試験。メリットもデメリットもありますが、最大のメリットは、「自己採点が一斉にすぐできること」。各科目が終わり休憩に入ると「あの問題ってどうやって解いた!?」などの話が出ます(18期生は当たり前にそのような会話になるから素敵)。しかし、そのような会話を耳にすると私は「全部終わってからにしなさい!次の科目の勉強をしなさい!!」と注意します。試験終了後に合格手帳を準備。さぁ、自己採点スタート!!2020年度から弱点分析・改善ポイントは模擬試験を受けた後すぐにやるようにしました。(デメリットは緊張感が足りないというところですね)
※自己採点は、生徒自ら行っているため点数には誤差が出ます。
英語
Aクラス平均40.85点。自己採点中に「難しかったなー」「もっと長文が早く読めないと」何て各自、時間配分など反省しながら合格手帳にいろいろな改善点を記入していました。定期試験とは違い単語数の量に圧倒されている生徒もいましたね。しっかり次につなげていきましょう!!
数学
Aクラス平均51.92点。過去の形式から「絶対に点数にしなくてはいけないところ」などを確認していた分、取れる生徒もいましたが、まだまだですね。細かいミスで取りこぼしている生徒も多かった様に思います。自分に厳しく!!次は最低で6割以上の点数にしていきましょう!!
国語
Aクラス平均56.77点。8割以上の生徒も出ていた国語。今回の模擬試験でも国語が点数源になっていないといけない感じですね。記述問題2問で自己採点が大きく違うような気もしますが、彼らはこんな時に〇をつけない!?生徒に聞くと「絶対に〇とはいいきれないから」だって笑
理科
Aクラス平均49.15点。夏期入試対策講座で中1単元の復習をしていた18期生。「夏の入試対策講座をやったからココができたよ!」という生徒もいましたが…まだまだですね!!理科は知識を頭に叩き込んでからもっと演習しないといけない!ここでできなかった問題は次にできること!!
社会
Aクラス平均53.31点。理科同様、夏期入試対策講座で地理単元を復習した18期生。橋爪の指導が良いのか、社会が簡単だったのか、今回の模擬試験で一番平均の高い科目になりました。高得点がたくさんいるわけではなく、全体的に平均によっている。社会もまだまだ伸びそうだ!!
模擬試験を終えて
今回の模擬試験で18期生はたくさんのことを学んだことでしょう。7月終わり夏の面談で対策教材を配布しました。生徒たちには言いましたが、「ギリギリになって慌ててやった生徒」「間違い直しをしなかった生徒」「質問をしに来なかった生徒」はみんな点数が低かった。まずは計画・準備です。計画を立てて、その目標に対してじっくり時間をかけて準備する。今回の模擬試験も、しっかり次に活かしてもらいたい。模擬試験が終わったら、次の模擬試験の準備期間がスタートです。はじめての模擬試験の直し・分析・改善には多くの時間を要します。ここでしっかり時間をかけて改善した子がどんどん伸びていく。その延長線上に学力検査があるのです。学力検査まで残り177日。模擬試験も残り7回。どんどん伸ばしていきましょう!!
ペンゼミ日記
夏期講習を終えて
2020年08月18日(火)
ペンシルゼミナール二宮校では、8月1日から15日期間中の12日間で夏期講習を行いました。例年8日間×3セット(前期・中期・後期)の24日間だった夏期講習を半分の日数で7・8月の授業回数を昨年以上にした2020年の夏。生徒たちも大変だったと思いますが、本当に良く頑張ってくれたと思います。怒涛の12日間を振り返ってみようと思います。
そろばん
9:45-10:30
期間内の平日に開講。ペンゼミそろばん生は期間内通いたい放題。期間前に8級だった子も期間終了時に6級を行う生徒もいました。そろばんの後に、個別指導の授業が入っている生徒もいますが、本当に良く頑張ってくれていました。
小学生個別指導
10:35-12:10
ペンゼミの夏期講習は、ペンゼミ生の弟・妹も多く参加してくれます(兄弟姉妹割引適用で6コマ税込2,500円ですしね笑)。算数は1学期の総復習をする生徒が多いですね。更にペースのはやい生徒は2学期の予習(10月位の進度)を進んだ生徒もいます。中には、中学受験対策(中受する予定ではありませんが笑)の算数を行う生徒も笑。規則性の問題を解いていましたが、中3生にやらせても答えまで導けない子も多いだろうな…と思う問題も多々。「あぁじゃない…こぉじゃない…」など考えながら解いていく姿に、「この力を中学生にもっと付けたいんだよなぁ」と指導しながら思っていました。国語は、文章読解・漢字定着から選択し、教科書では扱わない文章をたくさん読解する生徒、前学年から次学年の漢字を反復する生徒など様々なニーズに応えた学習を行いました。
中3生(18期)
13:00-18:00
さすが受験生。期間内全て1日4・5コマの授業。しかし集中力が切れることなく頑張ってくれました。18期生は、全体的に「集の力」が強い学年。学習時間も競わせましたが、相乗効果でどんどん伸びていく結果に「もう少し夏休みが長ければもっとこの子たちは伸びるのに…」と感じました。講習期間では、通常の予習授業に加え、理科・社会の入試対策講座を行いました。理科では中1内容を8回、社会では地理単元を8回。Aクラスは、基礎導入後・入試レベルの問題を演習、Pクラスは、基礎導入後・基礎演習と入試レベルの問題を解説。「入試問題って初めて解いたけど、意外と簡単な問題も多いな」とある生徒からポロリ。そうなんですよ!相手(問題)を知らないだけで、勝手に難しいと判断せずまずは相手(問題)を知ることです。特色実施校を希望している生徒には対策講座を3回(無料)で行いました。これも解き方を知るだけで大きく点数が変わってくるテスト。時間配分・設問への目の通し方もそうですが、更にはこれから学習する上で知識が豊富であることの大事さなどたくさん学んでくれたと思います。
追伸
18期生には夏の面談時に「合格手帳」の実施を選択制で行いました。結果、全員が「やりたい」と答え夏の学習管理を私が行うことになりました。結果は後日、ブログで書きますが開校10:00から22:00まで自習する生徒も多く見られました。学習内容も「50分でココまで終わらせよう」と目標を立てて学習する生徒、「出された宿題は当日に終わらせる」と自ら居残りをする生徒も多く見られとても活気ある夏期講習でした。
中2生(19期生)
19:00-21:50
期間内ほぼ毎日2・3コマの授業。中3生が引退し部活動でも中心メンバーになった中2生。更にはこの暑さで非常に大変だったと思います。誰にも聞こえないほどの声で「あー明日も塾だよー」ってボソッという生徒(普段、そのようなことを言わないような子)の声が耳に入ってしまい、聞こえないふりをして、心の中で「一緒に頑張ろうな」とエールを送った夏期講習。例年のような休み期間もない夏期講習でしたが、出席率9割。今年度は体調が少しでも悪いと無理はしないようにさせていましたが休まず良く頑張ってくれました。理科では、元素記号・化学式の35問中34問合格の小テストを実施した日もありましたが、合格率75%。テストをした日の休憩時間に再テストをやる生徒もいました。今回のようなハードな夏期講習を経験した彼らは、きっと「受験生になった年てもこれ以上の頑張りを見せてくれるんだろうな」と感じた学年でした。
中1生(20期生)
19:00-21:50
中学生になってはじめての夏休み。その期間を夏期講習で開講日2日に1回ペースで授業。部活動も本格的にメンバーとして入り、体力的にも厳しい中、欠席はほとんど無し。とても元気のある学年。私に宿題のやり方で叱られましたね笑 「有馬が鬼になった」と思った生徒もいたでしょう笑 とても大事なことなのでしっかり身に付けましょう。国語では、50分×3回の授業でいつもの長文読解をお休みして古文(竹取物語)・漢文(矛盾)・文法(主語・述語・修飾語)などを行いました(例年より早く文節は終わってしまったので)。知ることの楽しさを感じてもらえたのではないかな笑 半数が自習室を上手く使ってペンゼミの宿題、学校の夏休みの宿題を頑張ってくれる姿を見せてくれました。
最後に
今回のようなハードな夏期講習の時間割を組んでしまいましたが、生徒たちは本当に良く頑張ってくれました!!更には、一緒に働いてくれている橋爪も大変だったと思います。朝から晩まで授業がびっちり。至って元気に授業を行っていたつもりですが、さすがに生徒たちはよく見ている。休憩時間の表情などを見て「先生も疲れているんだ」と感じた生徒(この子も朝から晩まで勉強している子ですが…)が空き教室を真っ暗にしてスマホを片手にゾンビの真似をして「先生たちも疲れているだろうから少しでも笑ってもらいたくて」何て言われた時には、帰宅時の車の中でジーンとしてしまいました。やはり「やる気」は伝染するものだと確信しました。このようなハードな夏を乗り切ったペンゼミ生を誇りに思います。一緒に頑張ってくれてありがとう!!
講師の日記
小・中学生におすすめの本!【第7回】
2020年08月08日(土)
こんにちは!文系担当の橋爪です。今回は、以前ドラマ化もされた「父子」の物語を紹介します!
題名は「とんび」。鳥の名前だとわかる人が多いでしょう。しかし、正式名称は「とび」だということをみなさん知っていますか?日本の童謡で「とんび」という歌があり、そこから日常的に「とんび」とも呼ばれるようになったのです。
なぜこのようなことを知っているかというと、私は小学生の頃に担任の先生の影響でバードウォッチングにはまっていたことがあります。特にトビの「ピーヒョロヒョロ」という独特の鳴き声や、獲物を探すためにゆったりホバリングしている姿が好きで、今でも空にトビを見つけると観察してしまいます。そのトビが優雅に飛んでいるこの表紙を見て思わず買ってしまった作品です。
「とんび」 著:重松清
ヤスさん28歳の秋、愛妻・美佐子さんとの間に息子アキラが生まれた。幼いころに親と離れ離れになったヤスさんにとって、ようやく手に入れた「家族」のぬくもりだった。しかし、その幸福は、突然の悲劇によって奪われてしまう…。我が子の幸せだけを願いながら時に暴走し、時に途方に暮れる父親の喜びと哀しみを描いた物語。
―ヤスさんの不器用なところに少しイライラしてしまうこともありますが、最後にはヤスさんのまっすぐなやさしさを感じて、涙が流れてしまう作品です。なので、外で読まない方がいいでしょう(笑)。また、作品の舞台が広島県ということもあり、登場人物たちのセリフが広島弁で表現されています。私は広島に祖母が住んでいるので少し懐かしさを感じながら読むことができました。みなさんが普段聞いたことのないような言葉も出てくるので、広島弁にも注目して読んでみてください!本棚にあるので読みたい人は声をかけてください!
講師の日記