「点数を上げるために」必要なことは??

2025年09月03日(水)

夏休みが終わっても35℃を超える気温。学校がはじまった学生たちは思っている以上に疲れる。慣れるまで約2週間。そこまで耐えると慣れてくる。そんなことを生徒たちに言い聞かせながら新学期がはじまった。

今年も暑かった夏期講習

ニュースでも「例年以上」を連呼していたが、今年も非常に暑かった。今年度は、クリエイトSDで「SEABREEZEひんやり長持ちアイスタオルー4℃」を首に巻きながら♪23期生(中3生)の大きな特徴は、サッカー・バスケ・野球とクラブチーム所属が多い。夏休み初旬に引退する部活の子たち、クラブチームで引退しない子たちが半々だった。そんな中でも、チームの練習を終えて顔を真っ赤にしながら通塾する彼らはとても立派だった。

受験生となる23期生(中3生)が頑張るのは毎年の流れだが、今年度は24期生(中2生)で頑張っている子が多かったように感じる。受験生は「合格手帖」で学習記録・管理をしているが、中1・2生には夏のガイダンスで希望者に合格手帖を改良した「学習手帖」を配布した。受験生が1日5時間勉強するのは例年だが、中2生でも同じくらい…いやっそれ以上、頑張っている子の姿も確認できた。

小学生でも小6生の1学期の復習・チェレンジ(発展)を行い、小学4・5生の復習を終え、2学期の予習内容をかなり進められた子も。ホント毎日のように通っているのに集中力も切らさず頑張っていた。

その姿に我々も元気をもらい、その元気を配れるような授業をしていた夏だったように思う。

10時間プロジェクト

5月に全県模試を行う。特に対策をしているわけでもないので、この代の実力がどの程度なのかを把握できる良い機会だ。人数の影響もあると思うが、23期生はAクラスは例年通り、Pクラスはかなり低い偏差値の代(昨年(22期生)はAクラスが低く、Pクラスは例年通りだった)。5月の全県模試は、かなりPクラスに引っ張られるように英語・国語・社会そして、5科合計が全県の平均点を下回った。

その結果を受けて、この夏どう勉強していくのか…
夏が始まる前は、不安の方が多かった。「今年も暑かった夏期講習」でも書いたが、クラブチーム所属が多い23期生。学習時間の確保がどれくらいできるのか…。

そこで、クラブチームの活動日を確認して行った「10時間プロジェクト」
朝9時前に集合し、夜22時まで。休憩時間を除き50分×12コマの学習を夏期講習中に7回実施した。
参加した子はのべ82人(11.7人/1回平均)。よく参加してくれたと思う!!

第3回全県模試を終えて

夏期講習では2学期の予習も行うが、第3回全県模試に向けて既習内容の確認も行う。特に理科・社会は中1内容の理科/地理単元の社会をオプション授業として総復習。「例年より伸びないかも…」と心配していたが、5科目合計は21点アップを達成し少し安心した。更に、10時間プロジェクトに(7回中)4回以上参加した生徒は31点アップ。まだ偏差値などは分からないが、英語以外の全県平均も超えたので底上げが出来た夏になった。

最後に

「どうやったら点数は上がる!?」と子供たちに聞くと「今以上に勉強する」って返ってくる。

すごく単純な話…。そうなんだよね!

もちろん、失点原因や分析は必要なのは確かだけど、それも含め今以上に勉強する必要があるんだよ。
分かっているならあとは「行動あるのみ」です。家でスマホをいじっているなら、すぐに支度をして塾に飛び込む。そうしたら周りがやってるから自ずと勉強してしまう。そんな環境がペンゼミにはある!!

ペンゼミ日記

前兆を見逃すな

2025年05月19日(月)

ペンゼミでは、3月から新年度の学年になる。早3か月が経とうとしている。学校でも新学年がはじまり早2か月となる。
今週二宮中学体育祭があり、二宮西中3生は修学旅行となる。来週は二宮中3生の修学旅行だ。5月はイベントが多い。そして、6月23日から両中学とも定期試験。(二宮西の体育祭は6月12日と定期試験2週間前に行うのは少し考えてあげた方が良いのでは…)。

我々は学習塾なので、学力・点数・成績をアップさせることが必須。生徒たちには常日頃から伝えていることがある。

点数が上がるには必ず何か要素がある

◇学習塾に入塾後に点数が大幅にアップする
◇欠席が多くて点数が下がる
など…

もっと、細かいことを言えば…
◇日頃の宿題が雑になったから点数が下がる
◇小テストが一発で合格するようになったから成績が上がる

「点数が上がるには必ず何か要素がある」には、その逆もあるということだ。
「点数が下がるには必ず何か要素がある」

もちろん、定期試験の難易度によっても点数アップ・ダウンは出るが…。

2:6:2の法則

私が若かりし頃、あるセミナーで「中学生にも2:6:2の法則はあるんです!」と聞いたことがある。
ビジネス書を読むのが好きだった私は、組織内の優秀な2割・平均的な2割・貢献度の低い2割は知っていたが、そのセミナーでは

何も言わないでも勉強する子が2割
何か言われたら勉強する子が6割
何を言われても勉強しない子が2割

と2:6:2の法則を説明してた。

では、ペンゼミに通塾している子はどこか。ほぼ全員が「何か言われたら勉強する子」ではないかな。

新年度に入り、良いスタートダッシュをしたいと動き出した子が各学年、出てきた。
授業冒頭でいろいろな話しをしているからだと思う。
中2Pクラスで「計算特訓」の話をしたら、全員の子が授業後50分間参加するようになった。
中3二宮クラスで「社会特訓」の連絡をしたら、半数以上の子が参加してくれている。

他にも
通塾曜日ではない曜日に必ず自習しに来て宿題を完璧に質問までして帰る中2生。
希望者面談で、通塾日は必ず18:00-21:50で勉強すると決めた中3生。
ペンシルゼミナール二宮校全体に良い兆候が見られる。

点数が上がるには必ず何か要素がある

「やる気」には、有効期限がある。その気持ちを継続することが本当に難しい。大人だってそうだ。
だから、各学年にかつてペンゼミが行っていた「ペンゼミ部」を紹介しよう思う。

学習塾は、その兆候を感じたら、「継続」できるようにサポートすることが大事だ。

ペンゼミ日記

2024年度(22期生)を振り返って

2025年03月12日(水)

今日は、22期生の卒業式ですね!おめでとうございます!
中学生活の3年間は本当にあっという間だったと感じているということは、それだけ充実した日々を送っていた証拠です。高校生活もあっという間に過ぎてしまうので、「高校では〇〇を頑張った!」と、一つのことだけでなく、いくつものことに胸を張って言える3年間にしてほしいです。

『二頭追うものは一頭も得ず!?』という言葉がありますが、学生時代には三頭、四頭でも追いかけていきましょう!挑戦することで得られる経験は計り知れません。

では、「2024年度(22期生)を振り返って」というテーマでブログを書いてみたいと思います。

でも、まずは「おめでとう」

卒業式ですね。まずは、卒業おめでとうございます。

卒業を間近に控え、「自分史に何か書いてください!」と遊びに来てくれる女子たちがいるほど、多くの子が卒業を寂しく感じているのでは?それだけ中学生活が楽しく、終わってほしくないと思っている子も多いのでしょうね。22期生の大きな長所は「ノリの良さ」でしたね。どんなに叱られても(特定の子がいつも叱られていたのは笑い話ですが)、常に明るく活気のある学年でした。いろいろな出来事がありましたが、みんな卒業おめでとう!

 

22期生は…

1F教室の増設や募集定員の拡大を行ったにも関わらず、中3生の定員には達しなかった22期生。定員に満たなかったのは久しぶりのことです。ただ、昨年度からよく聞くようになった新しい学習塾の存在が影響しているのかもしれません。それでも、子供たちが自分に合った学習塾で頑張るのは良いことです。新しい学習塾の評判を聞く限り、同じ個人塾として生徒のために切磋琢磨している姿勢に親近感が湧きます。これからの二宮町の教育環境をさらに良くする一助となる予感が。我々は、ペンシルゼミナール二宮校に来てくれた子供たちを全力で応援することに変わりはありません。

今まで「個」の学年、「集」の学年という表現を使用してきましたが、22期生はそのどちらでもなく、実は両方を併せ持つ特異な学年でした。イベントや活動において「集」としての団結は見られたものの、勉強への取り組み方にはそれが続かないという矛盾がありました。その理由を理解するのに少々時間はかかりましたが、受験前にようやく「キャプテン不在の学年」であることに気がつきました。

これまでのペンゼミ生を振り返ると、必ずと言って良いほど「キャプテン」が存在し、その存在が他の生徒に影響を与え、共に頑張るモチベーションを生んでいました。しかし、22期生にはそのような中心的な存在が不足していたように感じます。

年明けの自習室の様子を見ても、例年では受験生の半数は毎日顔を見せる状況でしたが、今年度は数名に限られていました。合格手帖を比較すると、今までの受験生と比べて夏以降の学習時間が低く、最後まで継続できた生徒は全体の1/3にとどまりました。

例年より少なかったものの、中学1年生や2年生にとっては、22期生が勉強する姿はかなり印象的だったことは間違いありません。「あの人、毎日勉強しているよね!?」といった声も聞かれ、受験生の努力がしっかりと伝わっていたようです。また、「受験生になったらあんなに勉強するの?」といった話題が授業中に上がることもありました。

 

さいごに…

年始には「大学受験に向けて、高校受験の時のように鉛筆に一言書いてください」と言ってくれる19期生(高3生)が訪れることもありました。最近では、大学の報告のために顔を見せてくれる卒業生もいます。頻繁に顔を見せてくれる子もいれば、実に3年ぶりに訪れてくれた卒業生もいます。でも、久しぶりという感じがしないのは何でだろう!?中学生活はたった3年間しかないのに。人生のうちの何分の一だろう!?でも、この3年間は大きな成長のタイミングです。自分では気づいていないかもしれませんが、本当に成長したなぁと感じます。その期間に、私たちペンシルゼミナール二宮校が関わることができたことを嬉しく思います。卒業しても君たちはペンゼミ生です。いつでも帰ってきてください。

ペンシルゼミナール二宮校は、今年で22周年を迎えました。私が教室長に就任してからも12年が経ちました。

卒業生たちが何か悩んだ際に、いつでも立ち寄って相談できる学習塾でありたいと思っています。学校以外にも、自分の性格(長所も短所も含め)を理解し、アドバイスを受けられる場は、やはり必要だと感じています。

これからも、生徒たちとともに切磋琢磨し、より良い学習空間を創り続けていきたいと思っていますので、ペンシルゼミナール二宮校をどうぞよろしくお願いいたします。

ペンゼミ日記

2023年度を振り返って

2024年03月12日(火)

今日は、21期生の卒業式ですね。生憎の天気だけど、君たちの未来はとても明るいよ!
中学生活の3年間って本当にあっという間だったよね。でも、高校生活の3年間もあっという間です。それだけ(私は)充実していたってことかな!?その中でも1日1日を大事に思いっきり楽しんでもらいたい。例年であれば【21期生を振り返って】を書いていたんだけど、前回のブログで書いてしまったので、今回は「2023年度(2024年2月)を振り返って」でブログを書こうと思います。

そろそろブログを書かなくちゃ…

 

でも、まずは「おめでとう」

卒業式だもんね。まずは卒業おめでとう。
昨日は、中2時に退塾してしまったTくんが遊びに来てくれました。専門学校合格のときもちゃんと報告にきてくれたし、ホントかわいい奴だ♪あんなに小さかったのに、今では俺より大きくなってるし笑 公立高校合格発表の日に退塾してしまった子から合格の報告をしてくれた生徒もいましたね。入退塾の激しい21期生だったけど、みんな卒業おめでとう!!

 

2023年度のテーマは【強化】

1F教室を増やした2022年度。それと同時に募集定員も増やした。2023年度は頼りになるスタッフがしっかり育ってきたこともあったので、そのようにした。(2024年度はまた募集定員を減らしているが。)募集定員数を増やしたことにより、「生徒の点数・成績が伸びない」などあってはならない。そこで、テーマを【強化】とした。

「当たり前のことを徹底して」行うことを強化した。宿題の確認、小テスト・再テストの受け方、授業に対する準備など。今までも徹底したが、気になったことを口うるさく言った。2023年度は大きく叱ったことは無かったが、細かく注意される生徒は多かったように思う。自習室で少しでも他の子が集中力を欠いてしまうことが懸念される場合は注意した。結果は例年より上がったようにデータでは感じるが、退塾者も多かったのは事実。21期生が過去最大ではあったが、他の学年でも退塾者は少なからず出た。

 

初心に立ち返り

ペンゼミ生を「もっと伸ばしてあげたい!」という気持ちが強すぎるだけではついてこれなくなる生徒も多く出てしまう。入塾テストも行っていないので個々の差は大きい。更に「学習塾に通いたい」という意志が本人にあって通塾するのと、親御さんが「そろそろまずいから」と通ってい子も大きく差が出る。面白いだけで学力が伸びないのは絶対にダメ。退塾を恐れて、生徒の良くない所に目をつぶって、注意もしない…生徒をお客さんと考えるような学習塾になってはいけない。いろいろと悩みながらもがいた1年だったように思う。

初心に立ち返り「自分自身が楽しくワクワクする授業」をしよう。その変化に気が付いた敏感な生徒もいたね「先生、授業楽しそうにやるね♪」って、そうなんですよ。今まではどこか「楽しませよう」って思っていたけど、途中から「自分が楽しもう」に変わった1年だったような気がする。

 

さいごに…

高校を卒業した18期生たちが最近、良く遊びに来てくれる。大学の一般入試が終わった報告や卒業の報告。みんな昔のことを良く覚えているもんだな。って、私も良く覚えているなぁって思う。それだけ、ペンゼミ生たちとはいろいろな思い出がある。「先生、俺らのことを今の生徒たちにも話をしたりするの?」と聞かれた。確かに授業中に18期生の話はよくするなぁって思う。ペンゼミ生たちの3倍近い年齢になったので、「先生が中学生の時はなぁ…」って30年近く前の話をしたって親近感はないでしょ。だから、先輩たちの良かったことや悪かったことを日々、生徒たちに話をしている。そうやって学習塾は強くなっていくものだと私は思う。

ペンシルゼミナール二宮校は21周年。私が教室長になり11年となった。半分以上になったんだな笑
卒業生たちが何か悩んだ時に立ち寄れ相談できる学習塾でありたい。先日も進路で悩む新高3生が相談にきたが、学校以外にも自分の性格(長所も短所も含め)をしっていてアドバイスできる場所ってやっぱり必要だと思うんですよ。

これからも、生徒たちと切磋琢磨して良い学習空間を作り続けていきたいと思いますので、ペンシルゼミナール二宮校をどうぞよろしくお願いいたします。

ペンゼミ日記

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講師のご紹介

  • 教室長 有馬 雅彦

    教室長 有馬 雅彦

    私自身も、このペンシルゼミナール(工藤学園)の卒業生です。
    ペンゼミは、「生徒をやる気にさせる学習塾」、そして「生徒のやる気に応える学習塾」であり続けたいと思っています。
    ペンシルゼミナール二宮校で、一緒に頑張りませんか!?

  • 橋爪(文系科目担当)

    橋爪(文系科目担当)

    橋爪先生は私(有馬)の教え子でもあります。いつも生徒のことを考え一人一人丁寧な指導をするのが特徴です。
    分からなかった根本まで見つけて、教えてくれるのも橋爪先生の人気の秘密です!

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