小・中学生におすすめの本!【第35回】

2024年06月05日(水)

こんにちは。文系担当の橋爪です。

みなさん、GWはいかが過ごしたでしょうか?小・中学生に聞くと、部活や習い事で忙しかったという人も多かったですね。

 

人混みがあまり得意ではない私は、基本GWに出かけることはしないのですが、今年は好きな野球チームを応援するために北海道、埼玉、大阪に遠征に行ってきました!橋爪がこんなに出かけるのは本当に珍しい(笑)

 

飛行機や新幹線の移動時間に読書もはかどって、4冊も読んでしまいました。旅の途中の読書って優雅な時間が流れてる気がして、個人的にはとても好きな時間です。みなさんも本を相棒に旅に出るのはいかがでしょうか?

 

「名探偵のままでいて」 著:小西マサテル

かつて小学校の校長だった切れ者の祖父は現在、幻視や記憶障害といった症状が現れるレビー小体型認知症を患い、介護を受けながら暮らしていた。しかし、孫娘の楓が身の回りで生じた謎について話して聞かせると、祖父の知性は生き生きと働きを取り戻す。そんな祖父のもとへ相談を持ち込む楓だったが、やがて自らの人生に関わる重大な事件が…。

1話完結の短編集で、日常に溶け込んだミステリが題材なので、読書初心者に本当におススメです!認知症の祖父と楓の交流や、終盤にかけての盛り上がりなど、見所が多く「素直に面白い!」と思える作品です。

講師の日記

小・中学生におススメの本!【第34回】

2024年03月08日(金)

こんにちは。文系担当の橋爪です。

 

今回は、2020年のイギリスで最も売れた本を紹介します。2020年と言えば全世界がコロナ禍に合った時期ですね。外に出ることもできなくなって、人々が不安を抱えて生きていた時に、この本は多くの人を励まし、勇気づけたと言います。著者のマッケジーの絵は、イギリスの医療機関のスクリーンセーバーに使用されたり、病棟などに張り出されていたそうです。

 

マッケジーが、この物語を描きはじめるきっかけとなったのは、親友との会話でした。「勇気があること」とは何を意味するかを2人で話し合っていたときに、マッケジー自身がいちばん勇気を必要とした場面は「助けを求めたとき」だったと気がつきました。それを表現した絵をインスタグラムに投稿したところ、世界各国からメールが届くほど反響があり、次第にマッケジーは「この登場人物たちは、次にどんな会話をするだろう」と考えるようになっていったそうです。

 

男の子、モグラ、キツネ、馬の会話には、いつもやさしさがあふれていて、著者のマッケジーさんも本当に優しい方なんだろうと感じました。大人、こども関係なく多くの人に読んでもらいたい作品です。

 

 

「ぼく モグラ キツネ 馬」 著:チャーリー・マッケジー 訳:川村元気

 

ぼくは、モグラとキツネと馬と、旅に出た。そこで見つけた本当の“家”とは…「”おおきくなったら、なにになりたい?“モグラにきかれたので、ぼくはこたえた。”やさしくなりたい“」「”ときどきふあんになるんだ。ぼくがふつうだってことを、みんなにきづかれたらどうしようって” ぼくがつぶやくと、モグラはいった。“とくべつだからすきになるわけじゃない”」-受験を終えた中3生におすすめされた作品です。ペン1本で描かれたイラストと、全ての人生に寄り添う言葉があなたの心をほぐしてくれるはずです。

講師の日記

2024年もよろしくお願いいたします

2024年01月01日(月)

明けましておめでとうございます。
本年も全力で生徒達の目を輝かせ「やる気を育てる」学習塾ペンシルゼミナール二宮校でいたいと思っていますので、宜しくお願いいたします。

受験生は、公立高校入試まで残り44日です。
生活リズムも整え、体調管理(手洗いうがい徹底)にも気をつけましょう!先日の授業でも言いましたが、君たちに「勉強しなさい」と言わなくてもすることは分かっています。だからこそ、しっかり実力が出せるようにコンディションに気をつかいましょう!!

講師の日記

小・中学生におススメの本!【第33回】

2023年11月09日(木)

こんにちは。文系担当の橋爪です。

 

先々週、初めてデイキャンプに行ってきました!

キャンプ経験のない橋爪にとって、タープの設営は困難の連続でしたが、なんとか完成。

炭に火をつけることにも成功し、豪快に肉を食らってきました。(肉を食べるまでにだいぶ時間かかった…)

そして、最大の目標である『富士山を見ながらコーヒーを飲む』を達成しました👏

やりたいことの半分もできませんでしたが、もう最高のロケーションでコーヒー飲めただけで大満足な日曜でした。

次回は、腕を上げてもっとうまいコーヒーが飲みたい!!

 

 

今回の本はコーヒーにまつわるお話です。

「コーヒーが冷めないうちに」  著:川口俊和

とある街の、とある喫茶店のとある座席には不思議な都市伝説があった。その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという。ただし、そこにはめんどくさいルールがあった。(過去に戻って、どんな努力をしても、現実は変わらない。過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ…)めんどくさいルールはこれだけではない。あなたなら、それでも過去に戻りたいと思いますか?

過去に戻ったとしても、何かを変えられるわけではない。だけど、伝えられなかった想いを伝えたり、相手の本音を聞いたりするだけで救われることがある。勉強の息抜きに読んでみてはいかがでしょう。

講師の日記

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講師のご紹介

  • 教室長 有馬 雅彦

    教室長 有馬 雅彦

    私自身も、このペンシルゼミナール(工藤学園)の卒業生です。
    ペンゼミは、「生徒をやる気にさせる学習塾」、そして「生徒のやる気に応える学習塾」であり続けたいと思っています。
    ペンシルゼミナール二宮校で、一緒に頑張りませんか!?

  • 橋爪(文系科目担当)

    橋爪(文系科目担当)

    橋爪先生は私(有馬)の教え子でもあります。いつも生徒のことを考え一人一人丁寧な指導をするのが特徴です。
    分からなかった根本まで見つけて、教えてくれるのも橋爪先生の人気の秘密です!

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