成績4で安心してない??
2023年05月16日(火)
ペンシルゼミナールでは、3月から新年度が開始するので早2か月半。
春期講習も含め2か月でできるだけ進み、1学期期末テスト範囲もある程度終了しました(これからの学校の進みにもよりますが笑)。そこでゴールデンウィーク。定着を目的とした演習問題を宿題にしてゴールデンウィーク明けに、習熟度別クラスにするため「クラス分けテスト」を実施しました。
数学のお話
数学は、ゴールデンウィークの宿題から8割出題していたので、宿題をやっている子とそうでない子で点数差が出ましたが…
やはりペンゼミ生。
どの学年も約7割(平均70点)となり、みんな本当に良く頑張ってくれたと思います。
中には、実力よりも点数が取れていない子の呼び出しがあったりしましたが、まずは宿題をしっかりやるということが大事だと分かってもらえたのではないかなと思います。
やりっぱなしのテストでは意味がない。
各問題のAクラス正答率、全体正答率を結果と一緒に配布し、各クラスのコンセプトに応じて小テストに出題していきます。
だから、解き直しをしないと小テストでは点数が取れないんだよ♪
今回の本題
さて、今回のブログを書こうと思っていたのは「英語」
英語はベース(単語・文法)が理解できていないと伸びにくい科目なんです…。
入塾時に成績も確認しますが、学校・学年によっては学校の成績はあまりあてにならない。
授業で積極的な姿勢を見せて、ワークを丁寧に行い、テストで平均点+10点で成績4が取れてしまう。
テスト範囲は、その期間に習った内容のみの出題で非常に簡単。
中には音読の比重が非常に高く、先生に積極的に聞かせに行った子が点数が低くても成績4になる。
そこで評価された成績4って、模擬試験などを行えばどれだけ過去の単語・文法が理解できていないか一目瞭然。
それ以前に、ペンゼミの毎週行っている小テストで一発合格にはならない(それは成績5の子が入塾しても同様)。
※ペンゼミ二宮では、単純な新出単語のみの小テストは一切行わない
ペンゼミでは、毎週講師全員が集まって各学年・クラスの子の習熟度や気になったことを話し合っていますが、橋爪氏の「まだです」「最近、勉強不足です」という言葉が出た生徒は、小テストもそのような結果に。「最近伸びてきました」という生徒は本当に結果に出る。
積み重ね科目だからこそ「その場限りの学習」では、ベースが蓄積されない。
単純な作業だが、ペンゼミでは小テストの間違い直しに重きを置いている。
なぜ違うのか? 文法がどうなっているのか?
毎週の小テストで、毎回そのようなことを行っているので自ずとベースができてくる。
最後に
学習塾に通うと何が違うのか?
どんなに疲れている状態(体育祭がある週・部活の大会があるなど)でも、各教科のコンセプト・方針で学力が伸びるようにカリキュラムを進めている。あとは、それを理解し行動すること。簡単に言えば、宿題をしっかりやるということだ。それが、小テストで一発合格することになり、できるようになる一歩。
どこの学習塾でもコンセプト・方針は違えど、そのやり方が生徒にとって一番伸びると信じて指導している。
だから、「成績4だから大丈夫」と考えるのは非常にまずい。
それは、「成績5」でも「成績3」でも同じことなのだが、成績4はあと一歩で成績5になるというものではない。
先生からの評価で成績が付いているだけで、実力があるわけではないことを理解した方が良い。
講師の日記