小・中学生におすすめの本!【第11回】

2020年12月16日(水)

こんにちは!文系担当の橋爪です。

今回は、今年最も多くの国民が見たであろう、あの大人気シリーズの最新作を紹介します。

「半沢直樹」-この名前を聞くとワクワクしてしまいますよね。

塾内でもドラマを見ている人が多く、講師陣はもちろん、中学生や小学生の中にもファンがいて、小学6年生の男子と、毎週休み時間に今後の展開を予想したりと私もがっつりはまってしまいました。

今作は、大和田常務と闘う少し前の物語です。なかなかドラマ化は難しいと思われるので、ドラマファンは必ず読んでおいた方がいいでしょう!

 

 

「アルルカンと道化師」 著:池井戸潤

東京中央銀行大阪西支店の半沢直樹のもとに、とある買収案件が持ち込まれる。大阪営業本部による強引な買収工作に抵抗する半沢だったが、やがて有名な絵に隠された「謎」にたどり着く。

この作品は、シリーズ第1作「オレたちバブル入行組」の少し前の物語です。いわゆる「エピソード0」のような作品なので、シリーズ作品を見たことがない人でも十分に楽しめる作品になっています。結末が分かっていても、半沢直樹が最後に敵を倒す姿は痛快で、最高に面白い!

読みたい人は声をかけてください!(ちなみに、この本を本棚に置いた日に早速、中学1年生が借りていきました!)

講師の日記

小・中学生におすすめの本!【第10回】

2020年11月09日(月)

こんにちは。文系担当の橋爪です。

みなさん「甲子園」と聞いたら高校野球を思い浮かべますよね。しかし、高校生が戦う全国大会の中には、「〇〇甲子園」と呼ばれている大会が多くあります。「ダンス甲子園」「かるた甲子園」は有名ですが、中には「そばうち甲子園」まであるようです(笑)。

そして、今回紹介する本は「俳句甲子園」が舞台となっています。俳句甲子園とは、5人1組で戦うチーム戦です。代表者が俳句を読み上げ、それに対する質疑応答を3分以内で行います。 対戦ごとに審査員が判定し、旗の色の数が多い方が勝利となります。

この本を読む前は、個人個人が俳句を読んで、そこから最優秀賞や優秀賞を決める大会だと思っていましたが、全くの別物でした。5人で協力し、助け合いながら勝利をつかむ姿はまさにスポーツそのものであり、とても感動できる作品でした。

また、この作品は2016年度神奈川県公立高校入試に採用されているので、これから過去問を解く人は必ず読むことになるでしょう。

 

春や春 著:森谷明子

俳句好きの高校生須崎茜は、「俳句甲子園」を目指して俳句同好会を設立するが、出場に必要な人数がなかなかそろわない。なんとか集めたメンバーは性格が全く異なるばらばらな6人だった。しかし、衝突や苦悩を乗り越え、6人の個性は“俳句バトル“で輝きを増していく。

みんなにとって教科書で習う俳句は、古くてどこか堅苦しいイメージがあるかもしれない。しかし現代にも、日々俳句を作り、全国大会を目指す高校生がいるのである。授業で習う「切れ字」や「定型」という言葉も、彼女たちのセリフを通して触れると、より身近に感じられるだろう。気になる人は声をかけてください。

講師の日記

小・中学生におすすめの本!【第9回】

2020年10月16日(金)

こんにちは!文系担当の橋爪です。

今回は今年の本屋大賞2位の作品を紹介します。

過去の本紹介でも「本屋大賞」を受賞した作品を紹介してきました(「かがみの孤城」[2018年大賞]、「そして、バトンは渡された」[2019年大賞])。この本屋大賞とは、「売り場からベストセラーをつくる!」をコンセプトに、全国の書店で働く書店員さんの投票だけで選ばれるものです。本屋で働いている人は本好きが多い。その本好きが選ぶ作品に間違いはない!と勝手に思っているので、私も本を探すときは、本屋大賞のランキングを見て買うことが多いです。みなさんも何か本が読みたいと思ったときは、確認してみていください!

 

↓過去の本屋大賞(「本屋大賞」公式ホームページ)

https://www.hontai.or.jp/history/index.html

 

 

「ライオンのおやつ」  著:小川糸

余命を告げられた雫は、残りの日々を瀬戸内の島のホスピスで過ごすことに決めた。そこでは毎週日曜日、入居者がもう一度食べたい思い出のおやつをリクエストできる「おやつの時間」があった。

人生の最後=「死」を題材にした作品ですが、決して重たい雰囲気の作品ではなく、「死ぬことは怖くないよ」と語りかけてくれるような優しい作品です。

最後に感動したセリフを1つ紹介-「とにかく笑顔でいることが一番です。辛いときこそ、空を見上げて笑うんです。そうすれば、あなたよりもっと辛い思いをしている人の希望になれます。」

読みたい人は本棚にあるので、声をかけてください!

講師の日記

小・中学生におすすめの本!【第8回】

2020年09月24日(木)

こんにちは。文系担当の橋爪です。

前回紹介した「とんび」をさっそく中1の男子が読んで感想をくれました。その子は、続けて「のび太という生き方」を借りていったので、どんな感想をくれるのか今から楽しみにしています。現中2生は読書好きが多い代ですが、中1生からも読書する子が現れてきたり、普段読書をしない中3生が「初めて本を買ってみました」と報告してくれたりと、確実に生徒が本に触れる機会が増えてきたと思います。生徒に負けないように私もどんどん面白い本を紹介していきたいと思います!

 

さて、今回は今年の読書感想文課題図書を紹介します!

この本を読むきっかけは、中学生の読書感想文を添削したことでした。

添削をする途中で、「これ読んでからの方がしっかり添削できるな」と思い、そのまま本屋に直行。読んでみると、主人公の風汰がなかなかいいキャラしていて面白い。そのまま読書に没頭すると、本屋から帰って2時間後には読み終わりました。サクッと読めるので、小学生にもおすすめです!

 

「天使のにもつ」  著:いとう みく

「子どもと遊んでりゃいいってこと?ありかも。」-中学2年の風汰が5日間の職場体験先に選んだのは、保育園だった。いい加減で、何も興味を持てない風汰は職場体験に消極的だった。そんな風汰も保育園での出会いに心が少しずつ変化していく。「なんだってオレ、こんなとこ選んじゃったんだろっ。」-初日にこうつぶやいた風汰は最終日にどんな言葉を園長先生と交わすのか。注目して読んで欲しいと思います。本棚にあるので、読みたい人は声をかけてください!

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  • 教室長 有馬 雅彦

    教室長 有馬 雅彦

    私自身も、このペンシルゼミナール(工藤学園)の卒業生です。
    ペンゼミは、「生徒をやる気にさせる学習塾」、そして「生徒のやる気に応える学習塾」であり続けたいと思っています。
    ペンシルゼミナール二宮校で、一緒に頑張りませんか!?

  • 橋爪(文系科目担当)

    橋爪(文系科目担当)

    橋爪先生は私(有馬)の教え子でもあります。いつも生徒のことを考え一人一人丁寧な指導をするのが特徴です。
    分からなかった根本まで見つけて、教えてくれるのも橋爪先生の人気の秘密です!

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