第3回全県模試を終えて…

2023年09月20日(水)

毎年、8月実施の全県模試について書いていたので今年も書きます!
得点偏差値換算表も出たので♪(こんなことが無いとブログさぼっちゃうので笑)

 

第1回(5月実施)で理社の偏差値がはじめて50を下回った21期生。ブログを書くことも迷いましたが、そこはしっかりホントのことを書きました。この夏にかなり発破をかけ、よく頑張りました♪ちゃんと結果も出ています!!
第1回全県模試を終えて…
 

模試結果

第3回全県模試英語数学国語理科社会5科
ペンゼミ平均63.155.163.248.251.8281.3
全県平均56.2546.4160.6541.6147.24252.2
ペンゼミ偏差値535551545354
第1回偏差値50.251.550.547.849.749.9

夏に入試対策を行ったのは「国語(古文)・理科(中1)・社会(地理)」。ホントにまずかった理科・社会は大幅にUPよく頑張ったね!けど…ペンゼミ生が…というよりも全県模試全体の平均が低いように感じるのは私だけ!?学年全体のレベルが低いのか??

9月から11月に秋期入試対策理科・社会で中2単元理科と社会歴史を行います。

最後に…

21期生は、3クラス制にしてはじめてAクラス(一番上のクラス)の人数ををPクラス(真ん中のクラス)の人数よりも少なくした学年。要は真ん中のレベルに集中している学年。進学先も昨年度と比べると落ち着いた感じになるのではないかな!?しかし、この夏良く頑張って偏差値を大幅に伸ばしてくれた!暑かった2023年。体調不良の子も多く出たが勉強の手を止めずにここまで頑張ってくれたことは偉いと思う。

例年と比べ9月に焦りの無い中学生。それもそのはず。2学期中間テストが無くなったからだ。
変化のある年は、先を見据えていないと大きく差ができる。今年の9月は「焦らなくて良いけど最低限はやろう」というのがテーマだったように感じる。

何事にも「要因(原因)」がある。出来るようになる子も、そうでない子もちゃんと要因がある。だから、出来るようになるための要因をペンゼミが作らなくてはいけない!学習塾講師をやってもう23年になるが、歴代No.1アップ(前回の全県から今回での偏差値アップ)をした生徒が出た!やはり学習塾講師が生徒の成長を「ココまで」と決めつけず、信じてあげることはとても大事なことだと思った。そのアップの要因をしっかり次の世代にも伝えていきたい。

ペンゼミ日記

2023学習レポート21期生-中学生一番勉強した夏-

2023年08月05日(土)

さぁ夏期講習も中期5日目…。って、分かりにくいですよね汗。
ペンシルゼミナール二宮校の夏期講習は、7月21日から夏期講習前期がスタート。
前期:7月21日から29日(全7日間)
中期:7月31日から8月8日(全7日間)
後期:8月17日から26日(全8日間)の計22日
期間中は、水曜・日曜が休校としています。

 

他塾さんを見ると、土日休みが多いですね。でも、宿題の間隔を考えると水曜・日曜休みがベストだと考えています。そして、他塾には真似できない…というか、そうすると講師が非常に大変だけど、生徒にとっても大事なこと。それは、開校時間ですね。ペンシルゼミナール二宮校では、10時から22時まで開校。長期休暇で長い時間学習するためには、やはり午前中の使い方がポイント。生活リズムを整えて行動すれば良いのですが、自宅での学習では様々な誘惑に負けてします。更に、二宮町の学習施設「ラディアン」。そこで学習する子もいますが、二宮町で10年以上教室長をやっている経験から「ラディアンで勉強したペンゼミ生が伸びた試しがない」。いろいろな理由があるんだろうな…と思いますが。

 

21期生(現中3生)がどのような学年なのか、そしてこの夏どのように頑張っているのかを久しぶりに書こうと思います。

 

21期生ってどんな学年??

歴代で初めての現象ですが…二宮中学の生徒より二宮西中学の生徒の方が多い学年(6割が二宮西中生)。クラブチームに所属して、優先順位が学習よりもスポーツという子も数名。20期生(現高1生)が「個の学年」だったのに対し、21期生は「集の学年」。20期生は授業中にアドバイスをすると個々で動き出すのに対し、21期生は授業中のアドバイスで動き出せる子が(いないわけではありませんが…)少ない。

 

学力は?と聞かれると…21期生たちにも伝えていますが、全体偏差値平均は英語・国語は例年並み~やや高め。数学は、例年並み。理科・社会は、過去最低を前回の全県模試でも記録。クラス偏差値(3クラス体制)で考えても上位層が今年は非常に少ない。会議でも「何とかしないと不味いよね」って、話題になるくらい。1学期の成績を見ても、やはり弱さが顕著に出た。

 

夏を迎える前の三者面談・ガイダンスで、こんなポスターを作成した。
〔20期生からの挑戦状〕1日5時間以上やった人から伸びる!

東国原英夫さんもおっしゃっていましたが…「どげんかせんといかん」ってことですよ。

 

21期生の最大の弱点は「勉強体力が少ない子が多い」ということ。テスト前の短期であれば、長時間学習する子も数名いるけど全体的に勉強体力がないのは中2時に感じていた。体育会系になってしまうけど、勉強って持久走と似ている。長時間走るためには、長時間走れる体力を付けなくてはいけない。この学年は、「やらなきゃいけないこと」が多いので、そのためにも体力を付けなくてはいけない。この夏休みは、勉強体力を付けることが第一だと思った。「8月の全県模試で偏差値5アップさせる!」と理科では彼らに伝えたが、厳しいことは分かっている。定着まで考えると、10月の全県模試までのスパンで考えるべきだったかもしれない。

 

弱点がある反面、強みもある。それは、冒頭にも書いたが「集の学年」ということだ。だから、夏には今までやっていなかったイベントをやることにした!それが… 〔10時間プロジェクト〕だ!開校が10時からでは10時間学習することはできない。だから、朝8時50分開校。8時55分に開会式を行い、9時スタート。自習中は一切の私語を禁止。21時50分に〔Victory〕と叫ぶ至ってアホらしいイベントだが、前期7月25日・29日・中期8月4日の3日間行ったが、25日は12名・29日は15名・4日は14名が見事10時間やりきった。それ以外でも8月2日(水)の休校日も朝9時から午後3時過ぎまで5時間プロジェクトなどもイベントとして行った。イベントとして行うと約半数の生徒が参加し、次もやりたいと答えるのが21期生の強みだと思う。

TEAM[VICTORY]発足



 

21期生の夏の頑張り

2023年度も強制はせず希望者に〔合格手帖(中3生)〕を紹介。今年は全員が希望したので、全員の生徒に配布しました。充実した42日間を過ごすために学習記録を付けています。受験生にとっては「今までで一番勉強した夏」になってくれていることでしょう。

 

海の日(17日)から記録を付け始めましたが、この1週間は学校もあったし、部活の引退試合もあった。夏休みが始まって3日間しかなかったので、まぁこんなもんかな!?ってスタートでしたね…。

7月17日-23日の週

中3生平均19時間50分

Aクラス19時間4分 Pクラス16時間8分 Nクラス24時間18分
MAX:40時間

 

夏休みも本格的にスタート。前の週に引退した子も多かった。10時間プロジェクトを2回行った成果もあり1日平均5時間以上(週35時間以上)が75%以上となった。クラス別でも話しをしたが、やはりNクラスが一番学習時間が長い。それで良いのだ!

7月24日-30日の週

中3生平均41時間10分

Aクラス39時間38分 Pクラス41時間28分 Nクラス42時間24分
MAX:63時間50分

 

-8.25更新-
夏期講習中期スタート。毎年、この週か夏期講習後期最後の週が一番学習時間が多いのだが…。全体の平均が下がった。8月4日に10時間プロジェクトをやったんだけど…例年よりも勉強していない生徒が多い。来週からペンゼミも夏休みに入るが、不安の残る1週間となった。

7月31日-8月6日の週

中3生平均38時間52分

Aクラス37時間14分 Pクラス40時間30分 Nクラス38時間53分
MAX:60時間

 

-8.25更新-
8日まで夏期講習中期だったが、それから5日間は夏休み。「塾が休み=受験生も休み」というわけではない。そんな話を耳に胼胝ができる程、言い続けたが個でやるには難しい学年なんだろう。年末年始の休暇が今から怖さを感じてしまう…。

8月7日-13日の週

中3生平均33時間58分

Aクラス32時間34分 Pクラス34時間21分 Nクラス35時間7分
MAX:54時間5分

 

-8.25更新-
17日から夏期講習後期がスタート。17・18日と連続で10時間プロジェクトを決行!19日に全県模試があるから最後の足掻きだ!模擬試験は短期記憶に頼ってはいけないが、少しでも夏の頑張りを成果として出してほしい。全県模試の日にすべての採点が終了した。だいたいの生徒が伸びた。10%程の生徒は爆発的に伸びた。その反面、下がった生徒も10%程。合格手帖を見返すと要因ははっきりするが…。

8月14日-20日の週

中3生平均36時間42分

Aクラス37時間8分 Pクラス37時間11分 Nクラス35時間46分
MAX:54時間5分

 
8月21日-9月3日など、結果が出次第また後日更新します。

最後に…

暑い日が続きますね…。例年に比べて、体調不良による欠席者が少し多いように感じる。中3生は気を張ってる分、そこまで多く出なかったが、この暑さはやはりきついよね。中2生は元気な子が多い(特に二宮中生)ので、欠席が少ない。あれだけ部活で大変でも遅れてでも直接、塾に来る。中1生はPクラスがやはり欠席が多いな…。

 

そんな夏期講習真っ只中です。

 

勉強って「時間じゃなくて、効率だよ」って、考えている人も多いと思います。でも、効率ってどうやって上げるかっていうと「やったからこそ効率を考えることができる」ものなのではないかな?人に言われた…本に書いてあった…という効率の上げ方って本当に自分に合っているものなのかな!?中学生活なんて3年間しかないけど、これから先の人生はもっともっと長い。そこで活きる力ってやっぱり自分の経験から培っていくものなのではないでしょうか? って、偉そうに書いていますが、個々によって効率の上げ方は違うからアドバイスは知っている子にしか私はできない。頼られたら「〇〇はこうした方が…」などは言えるけど、安易に試させるようなことは言わないようにしている。やっぱり自分の経験が一番だよ!

 

↓2021年引用↓
他塾さんで、この記事を読まれた方へ
講習お疲れ様です。暑さと熱さで夏期講習って大変ですよね…。ペンシルゼミナール二宮校はホント大した学習塾ではありませんが、もし生徒たちを鼓舞する雑談ネタになっていただけるなら是非、使ってください!!ペンシルゼミナール二宮校が少しでも中学生にとって「やる気」の種になってくれたら私は非常に嬉しいです。

ペンゼミ日記

第1回全県模試を終えて…

2023年06月19日(月)

以前もこの内容の記事を書いたことがある。第1回全県模試の合格判定表が届き、すぐに分析を行った。
分析後にブログに書くかどうかも迷ったが、最終的にたどり着いた答えから先に発表する!
 
 
21期生(現中3生)は伸びしろしかないわ♪
 

 

模試結果

第1回全県模試英語数学国語理科社会5科
ペンゼミ平均55.852.168.939.441.9258.1
全県平均54.949.068.343.542.1257.9
ペンゼミ偏差値50.251.550.547.849.749.9

偏差値50を切るとは…。これだけ見ると、ペンゼミ大丈夫ってなりますよね。昨年は、国語のみ偏差値50を切っている感じでしたが、今年は、理科・社会が足を引っ張り、全体平均でも50を切ってしまう有様。
 
特に理科は過去1番ですね。中2単元の正答率は45%(50点中22点)でしたが、問題は中1単元で正答率は35%(50点中17.5点)でした。全県模試も各問で正答率を出してくれていますが、それとペンゼミ生の正答率を比べて検証していくと分かりやすく苦手な単元を発見!「全県正答率→ペンゼミ正答率→問題を確認」このサイクルを何度も繰り返して、21期生(その中でもクラスレベルに合わせて)の授業を組み立てようと思います!
 
だから…。悪かったから「ダメだこりゃ!」じゃなくて、これからどれだけアップさせられるか!?ペンゼミ生にもそれを楽しみにしてもらいたい!まずは8月の第3回全県模試で偏差値をどこまで上げられるかな!?しっかりついておいでね!
 
 

最後に…

昨年も載せましたが、もう一度…。
ペンシルゼミナール二宮校はトップ公立高校進学専門塾ではありません。入塾テストもありません。人数制限は、しっかり一人一人を見るために設けてありますが先着順です。だから学年のレベル差や個々のレベル差も非常に大きい。去年は去年。今年は今年。「点数・偏差値を伸ばす」ということは変わらずこだわっていきたいと思います!

ペンゼミ日記

小中学生におススメの本!【第29回】

2023年06月01日(木)

こんにちは。文系担当の橋爪です。

今回紹介する本は「君のクイズ」です。今年の本屋大賞にノミネートされたことで、最近は本屋で多く積まれています。また、先月の「アメトーーク」でも紹介されたので、目にしたことがある人もいるかもしれません。

本の詳細は下に記述していますが、簡単に言うと「クイズに正解するまでにどういう思考回路が働いているのか」について迫っていく作品です。

以前はクイズ番組をよく見ていましたが、クイズというのは「知っているかどうか」「いかに早く思い出せるかどうか」だと思っていました。しかし、知識だけではない部分の駆け引きや戦術が多く存在していることに驚かされました。

現実として、問題が読まれる前に正解することは不可能かもしれませんが、あり得るかもしれないと思わせるほど説得力のある話でした。

読んでみたい人は声をかけてください!

 

「君のクイズ」  著:小川哲

-問題が読まれる前に正解したクイズ王者。これは「ヤラセ」か、それとも「魔法」か。

-生放送のTV番組『Q-1グランプリ』決勝戦に出場したクイズプレーヤーの三島玲央は、対戦相手・本庄絆が、まだ一文字も問題が読まれぬうちに正解し、優勝を果たすという不可解な事態を不審に思う。いったい彼はなぜ、正答できたのか? 真相を解明しようと彼について調べ、決勝戦を1問ずつ振り返る三島はやがて、自らの記憶も掘り起こしていくことになる。

「クイズはただの知識勝負ではなく、スポーツのような駆け引きのある競技である。」クイズ番組に出ている人はここまで考えているのかと、感心させられました。

ペンゼミ日記

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講師のご紹介

  • 教室長 有馬 雅彦

    教室長 有馬 雅彦

    私自身も、このペンシルゼミナール(工藤学園)の卒業生です。
    ペンゼミは、「生徒をやる気にさせる学習塾」、そして「生徒のやる気に応える学習塾」であり続けたいと思っています。
    ペンシルゼミナール二宮校で、一緒に頑張りませんか!?

  • 橋爪(文系科目担当)

    橋爪(文系科目担当)

    橋爪先生は私(有馬)の教え子でもあります。いつも生徒のことを考え一人一人丁寧な指導をするのが特徴です。
    分からなかった根本まで見つけて、教えてくれるのも橋爪先生の人気の秘密です!

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