小中学生におススメの本!【第31回】

2023年07月21日(金)

こんにちは。文系担当の橋爪です。

今回は非常に魅力的な主人公が登場する小説を紹介したいと思います。

 

主人公の「成瀬あかり」は突拍子もないことを思いついては、一人でまっすぐ突き進み、無理だと思えばすぐに切り替えて、次の目標に突き進んでいく。周りから浮いていても気にせず、ただひたすらにまっすぐに。絶対にやるという「意志の強さ」と、すぐに実行する「行動力」は、「かつてなく最高の主人公」と言って申し分ない。

 

そして、私がこの本をお勧めしたいポイントは、幼馴染である「島崎」の存在。「成瀬」の漫才の相方でもあり、周りから少し浮いている「成瀬」の良き理解者。「島崎」がいるからこそ、より「成瀬」が輝ける。そんな二人の関係性がとても爽やかで、架空の人物ではあるが、二人を全力で応援したくなった。

 

「成瀬は天下を取りに行く」  著:宮島未奈

2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない。

どこまでもまっすぐな成瀬にあなたもきっと引き込まれていく。この本紹介史上最もみんなに読んでほしいと思った作品。それほど抜群に面白かった!ぜひ、みんなにも成瀬を体験してもらいたい。

講師の日記

西野亮廣さん著【夢と金】

2023年06月17日(土)

本の紹介を橋爪がよくしてくれているので、ペンゼミ生は本を読む子が増えてきた。
事務室でも「あの本面白かったよねー」「先生、次は何の本がおススメですか?」と活気がある。

有馬も以前本を紹介していたが、私の紹介する本はあまり人気がない。
森博嗣著「すべてがFになる」「四季」もそうだったし、堀江貴文著「多動力」もそうだった。他にもいろいろ紹介はしたが、あまり高評価はなかった…。ちゃんと最後まで読んでくれた生徒もいるのに…

久しぶりに「この本をペンゼミ生に読んでもらいたい」と思ったので紹介する前に本の一部を説明してから紹介した。

タイトルから、中学生は手を伸ばしにくい本だが、難しい本ではない。

雑談ネタとして、本でも紹介されている【貯金】【投資】【借金】の話をした。
「1日どんな形でも食器を洗ったら100円もらえる」という話を少しアレンジしてみたが、思った以上の興味を生徒たちが持ってくれた。テスト前だから、本を読むのはテストが終わってからにしなさいと伝えているのでまだ誰もレンタルしていない。でも、テスト後に誰か読んでくれたら嬉しいな♪

講師の日記

小・中学生におススメの本!【第30回】

2023年06月12日(月)

こんにちは。文系担当の橋爪です。

 

今回は、私の小学生時代の趣味を思い出させてくれた1冊を紹介します。

私は小学生時代、「バードウォッチング」にはまっていた時期があります。休日はよく父親と双眼鏡を片手に公園に出かけていました。中学1年生の時には、「伊勢原市で見れる鳥」について学年集会で発表した記憶もあります。

 

なぜ、私が「バードウォッチング」に魅了されたかというと、小学4年生の担任の先生の影響でした。その先生は家でタカを飼ってしまうほど鳥が大好きで、総合の時間は必ずと言っていいほど、クラス全員で外に出てバードウォッチングをしていました。本当に楽しそうに鳥のことを話す先生を見ていて、自然とクラスみんなが鳥好きになっていったように思います。

 

私もこの本紹介を通じて、塾生が好きなもの・興味を持てるものを一つでも増やせればいいなぁと思います。

 

「トリノトリビア」  著:川上和人 × マツダユカ

 

スズメ、カラス、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、ハト……なんとなく日常の背景になってしまっていてついつい見過ごしてしまいがちな、身近な日本の野鳥たち。でも立ち止まってよくよく見てみると、彼らは美しく、賢く、生きるのに一生懸命で、そしてオカシイ!弱者スズメの生き残り戦略、鳥なのにミルクで子育てをするハト、カッコウの進化し続ける托卵(たくらん)のワザ、きっとこれを読めば、だれもが空を見上げずにはいられないはず。

くすっと笑える4コマ漫画がとてもかわいく、外を歩いていると本で読んだ鳥たちを探したくなります。まずは4コマ漫画を見て、興味を持ったら解説も読んでみてください!

講師の日記

成績4で安心してない??

2023年05月16日(火)

ペンシルゼミナールでは、3月から新年度が開始するので早2か月半。
春期講習も含め2か月でできるだけ進み、1学期期末テスト範囲もある程度終了しました(これからの学校の進みにもよりますが笑)。そこでゴールデンウィーク。定着を目的とした演習問題を宿題にしてゴールデンウィーク明けに、習熟度別クラスにするため「クラス分けテスト」を実施しました。

数学のお話

数学は、ゴールデンウィークの宿題から8割出題していたので、宿題をやっている子とそうでない子で点数差が出ましたが…

やはりペンゼミ生。
どの学年も約7割(平均70点)となり、みんな本当に良く頑張ってくれたと思います。

中には、実力よりも点数が取れていない子の呼び出しがあったりしましたが、まずは宿題をしっかりやるということが大事だと分かってもらえたのではないかなと思います。

やりっぱなしのテストでは意味がない。
各問題のAクラス正答率、全体正答率を結果と一緒に配布し、各クラスのコンセプトに応じて小テストに出題していきます。
だから、解き直しをしないと小テストでは点数が取れないんだよ♪

今回の本題

さて、今回のブログを書こうと思っていたのは「英語」

英語はベース(単語・文法)が理解できていないと伸びにくい科目なんです…。

入塾時に成績も確認しますが、学校・学年によっては学校の成績はあまりあてにならない。

授業で積極的な姿勢を見せて、ワークを丁寧に行い、テストで平均点+10点で成績4が取れてしまう。

テスト範囲は、その期間に習った内容のみの出題で非常に簡単。
中には音読の比重が非常に高く、先生に積極的に聞かせに行った子が点数が低くても成績4になる。

そこで評価された成績4って、模擬試験などを行えばどれだけ過去の単語・文法が理解できていないか一目瞭然。
それ以前に、ペンゼミの毎週行っている小テストで一発合格にはならない(それは成績5の子が入塾しても同様)。
※ペンゼミ二宮では、単純な新出単語のみの小テストは一切行わない

ペンゼミでは、毎週講師全員が集まって各学年・クラスの子の習熟度や気になったことを話し合っていますが、橋爪氏の「まだです」「最近、勉強不足です」という言葉が出た生徒は、小テストもそのような結果に。「最近伸びてきました」という生徒は本当に結果に出る。

積み重ね科目だからこそ「その場限りの学習」では、ベースが蓄積されない。
単純な作業だが、ペンゼミでは小テストの間違い直しに重きを置いている。
なぜ違うのか? 文法がどうなっているのか?
毎週の小テストで、毎回そのようなことを行っているので自ずとベースができてくる。

最後に

学習塾に通うと何が違うのか?

どんなに疲れている状態(体育祭がある週・部活の大会があるなど)でも、各教科のコンセプト・方針で学力が伸びるようにカリキュラムを進めている。あとは、それを理解し行動すること。簡単に言えば、宿題をしっかりやるということだ。それが、小テストで一発合格することになり、できるようになる一歩。

どこの学習塾でもコンセプト・方針は違えど、そのやり方が生徒にとって一番伸びると信じて指導している。
だから、「成績4だから大丈夫」と考えるのは非常にまずい。
それは、「成績5」でも「成績3」でも同じことなのだが、成績4はあと一歩で成績5になるというものではない。
先生からの評価で成績が付いているだけで、実力があるわけではないことを理解した方が良い。

講師の日記

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講師のご紹介

  • 教室長 有馬 雅彦

    教室長 有馬 雅彦

    私自身も、このペンシルゼミナール(工藤学園)の卒業生です。
    ペンゼミは、「生徒をやる気にさせる学習塾」、そして「生徒のやる気に応える学習塾」であり続けたいと思っています。
    ペンシルゼミナール二宮校で、一緒に頑張りませんか!?

  • 橋爪(文系科目担当)

    橋爪(文系科目担当)

    橋爪先生は私(有馬)の教え子でもあります。いつも生徒のことを考え一人一人丁寧な指導をするのが特徴です。
    分からなかった根本まで見つけて、教えてくれるのも橋爪先生の人気の秘密です!

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